(拍手)(志の輔)こんばんは。 よろしくお願いいたします。
さあ それでは…
これです!
(くわばた)えっ すごい! 大きい。
(山根)えっ? 何 何 何?
それでは 開けて頂きましょう。
池田くん どうぞ!
わぁ~!
(山根 宮本)すごい!
そう 今日のテーマは 今が旬の白菜!
ヘルシーで お鍋に入れるとトロットロ。 おいしいですよね。
白菜の浅漬けや キムチがあれば→
ご飯がいくらでも進んじゃう!
でも 本日お届けするのは
これまで見たことのない…
例えば…
白菜を…
それぞれにベストの切り方があるって
知ってました~?
それさえマスターすれば…。
更に 白菜の中のあるお宝部分を使うだけで…。
…記憶が今でも残ってますね。
シンプルな白菜スープが→
中国の皇帝が愛した
超高級料理に大変身!
白菜 異次元の使いこなし術!
まずは…
実は 今から90年前
港町・神戸に→
食通たちを魅了した白菜鍋が
あったというんです。
それを再現して作ってみると…。
あっ…。おぉ~。
まさに…
この伝説の白菜鍋から ご紹介します!
さあ これからご覧頂きますのは…
「河北新報」 宮城県 昭和の4年。
この記事が出ているんでございますが…。
(小野)「食道楽 通人間に現れた白菜鍋」。
…という記事でございますが→
おらさの国の…。はい 仙台の白菜が…。
神戸の料亭で…。
もてはやされています。
…という記事なんでございますが。
そこで ちょっと見て下さい。
(宮本)あれ?
(山根)あっ あっ でも…
はい 言ってみて下さい。
(山根)すごい 気になったんですけど。
(くわばた)白菜のジュース?
(山根)ジュースって何ですか?
実は…
地元の白菜でこんなにいい記事が出てるんだから→
ここに書いてある…
…と学生さんに提案をしました。
生徒さんたちは どのような思いで→
このレシピに挑戦したのかご覧頂きましょう。
白菜鍋の再現に挑んだのは
仙台 明成高校。
創立140年の歴史を誇ります。
こちらの学校には 全国でも珍しい調理科があります。
鍋の再現に挑んだのは
そう こちらの調理師の卵たち。
配られたのは 先ほどの新聞記事のコピー。
再現の手がかりはこの記事しかありません。
神戸の高級割烹などで
大人気だったという白菜鍋。
それは何より 白菜のジュースを
存分に味わえたという。
記事に残されたレシピを頼りに
90年前の鍋の再現に挑みます。
材料は もちろん白菜!
ですが…そこに あるひと手間を加えました。
そして 鍋に白菜を入れたら…。
見た感じ特に変わったところはないみたい。
どう? どう?
うまくいきそう?
なぜか みんな不安げな表情。
果たして…?
見た目は合格。
でも肝心なのは お味! ですが…。
大成功~!
ごちそうさまでした。
でも この鍋…
「白菜はジュースを賞味するもの」というさっきの注目ポイント。
(山根 宮本)えぇ~!?
(くわばた)何 それ…?
水を差し込まず… という。
どうぞ。
そうですよね。
でも そこは さすが調理科。まず 白菜だけを細かく刻んで→
塩を加えて煮てみました。
おぉっ。
なんと 2kgの白菜から
1.3Lものジュースがとれました。
おぉ~!
この白菜ジュースだけを使って他の具材も入れて一煮立ちさせれば→
「水 差し込まず」という条件は→
クリアできるのではないかと考えたんです。
(山根)おいしそう~。