2019/12/11(水) 15:08〜15:55 ガッテン!「今が旬のヘルシー白菜 うまみ濃厚!食感自在!激ウマ活用術」[解][字][再]
そうです。 まさに だしとして。
(くわばた)ですよね?
そうそうそう。 そうなの。だから だしは入れますよね。
そうじゃなくて…
えぇ~!?
だしの うまみが?
(くわばた)うまみが あるんやね。
あるんですって。
えぇ~?
(くわばた)
言ったら水も何にも入れてない白菜汁や。
何 これ?
(くわばた)おいしい!(宮本)何 これ!
(くわばた)しかも濃い感じがする。
薄くないですね。
(宮本)奥深い。
(くわばた)何じゃ こりゃ?
(くわばた)なんで
こんな おいしくなんの?
びっくりしたな~。
(山根)うまみが すごいな~。
そうなんです。
お見せしましょう。
たまねぎやキャベツと比べて
白菜のうまみ成分の量は…。
(宮本)えぇ~!
(山根)全然違う。
(くわばた)たまねぎって すごい
甘いっていうイメージありますけど…
ですから…
なんと…。ジャン!
(くわばた)確かに そうかも。
ほんとですよね。 ほんとですよ。
うまみで絶対そやわ。
実は プロの間で白菜といえば…。
そこで…→
家庭でも簡単にできるだしのとり方を→
日本料理の高瀬 亘さんに
教えてもらいます。
高瀬さんが得意とする
ふぐの鍋 てっちりでも…
まずは…→
硬くて鍋の具材には使わない外側の葉を→
切り込みを入れた昆布と一緒に
お湯の中へ。
これもスープに使います。
だしが すごい出ます。
硬い芯の部分も入れると
更に深みが増すんだそうです。
なんと 調味料は一切なし。
たったこれだけでおいしいだしが出来ちゃうんです。
白菜って 極上のだしがとれる…
それにしても…
その不思議を解く鍵は 白菜の生態の
ある秘密に関係があるといいます!
それを探って
やって来たのは→
全国有数の白菜の産地
長野県野辺山高原。
標高1,000m以上の涼しい気候を利用して
白菜の栽培が行われています。
すみません!
白菜の秘密 教えて下さい。
白菜の成長する様子を見てみると→
初めのうちは普通に葉を広げているんですが→
徐々に中央の葉が丸まって→
完全に中が見えなくなりました。
普通 葉は光合成のために
太陽の光を受けやすいよう→
横に葉を広げます。
しかし白菜の場合 ある枚数 増えると…→
突如 葉が立ち上がり→
玉を形づくります。
中では更に
1日に2枚ほど葉が増えていきます。
これが…
しっかり結球したかどうかが→
収穫のタイミングを計る
目安になるんですって。
十分に結球した白菜を切ってみると…→
葉がびっしり!
一体 何枚あるのか?
数えてみると…。
なんと…
一番小さい葉っぱは…→
一円玉より はるかに小さく
大きさは…
実は この結球こそが→
白菜のうまみタップリのナゾを解く鍵となるんですが→
それは後ほど 模型でお伝えします。
(くわばた)すご~い。(山根)結球。
さっき 上押して固かったら
しっかりしてるって…
今 せっかくですから 皆さんにね…
ちょっと触ってみて下さい。
あぁ~ あっ…。
(くわばた)違う?
中が… もう中が違うんですよ。
(くわばた)やだ! ほんとにすごい!
そうなんですよ これ…。