2019/12/11(水) 19:30〜20:42 ガッテン!「野菜ファースト・カット野菜・塩こうじ 食卓の革命児大集結SP」[解][字]


こうやって かつらむきをしながら→
縦に切ることを…。
(松本)縦に引き切りする。
(村上)できてるんだ。 すご~い。
(大島 岡田)えぇ~!
(松本)あの早さで。
(岡田)我々は ただ置いて→
ただクルクル回してるだけにしか
見えないですよ。
では どのように和食の料理人の技術を


機械で再現したのか。
その仕組みをご説明しましょう。
旧式の機械では 平らな刃を野菜に押しつけるように切っていました。
これだと野菜の細胞が押し潰され→
水分やうまみが抜け出しやすいという弱点があります。
そこでヒントにしたのが

料理人の包丁さばき。
包丁を…
実は 一見 平らに見える刃には→
拡大すると こんなギザギザがあります。
刃を横にスライドさせるとのこぎりで ひくように切れるため→
細胞が押し潰される確率が
グンと減るんです。
しかし刃をスライドさせる人間の動きは→
機械に置き換えるには複雑すぎると考えられてきました。
そこで 松本さんたちが考えたのが
まるい刃を使うという斬新な仕組み。
刃を回転させることで
回転のこぎりのように→
スパッと切れるのではないかと
考えたんです。
この仕組みを 機械にうまく取り入れ→
見事 おいしくて新鮮なカット野菜を実現することができました。
うわ~。
すご~い。
もう くずっぽいのが
いっぱい出ちゃいまして。
それが だんだん 精度がよくなって。
それにかかった試作とか…日数 材料費から考えていって→
もう今 完成して…。

そうですね。
開発費…。
(笑い)
だから値段的には…。
(松本)ちょっと…。
高いと思えるけど これの値段は妥当だと。
(岡田)ああ 分かりました! 分かりました。
(大島)いい刃ですからね 切りやすい。
(笑い)(岡田)分かりました!
分かりました。
(大島)何でも言ってくれてるから。
そこまではいいって…。
でも ほんとにすばらしいことで→
おかげで結局 こういう世界が
生まれてきて どんどんと→
もうカットがしてあるのに 新鮮な野菜を
ということなんでございますね。
すご~い。
ほんと。
これからも すばらしい研究と開発と→
お金をかけて…。(笑い)
頑張って頂きたいと。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
(拍手)
ありがとうございました。 いやいや…。
(拍手)
すご~い。
いや ほんとに。すごい。(拍手)
ということで カット野菜

大進歩を遂げている現実→
ガッテンして頂けましたでしょうか?
ガッテン!
実は 松本さんの機械は→
大手コンビニやスーパーへ カット野菜を卸す会社から 引く手あまた!
少しでも品質の良いカット野菜を
届けたいと→
松本さんの機械を
使っているそうなんです。
更に たこ焼きのチェーン店でも大活躍。
たっぷりとかけられた このネギも…→
松本さんの機械で切っています。
外食産業の世界でも一目置かれる存在なんですって!
こんなふうに 日本のカット野菜が
おいしくなってきたのは→
切り方を工夫する会社や→
鮮度を保つための包装技術を開発する会社→
そして いち早く野菜を輸送できる
流通会社など→
さまざまな分野での進化が
あったからこそ。
こうした技術の進歩に支えられ
私たちの食は豊かになっていくんですね。
ありがとうございます!
さて それでは いよいよ本日3本目の 年表のこの項目です。
2012年 東京ではスカイツリーが
オープンをいたしました。
この年に…
一世を風靡したと言っていいと思います。
(村上)ありましたっけ?