2019/12/15(日) 01:35〜02:36 クローズアップ現代+「追跡! ネットの闇 シリーズ アンコール放送!」[字]
今回 調べてみたんですが→
アメリカと中国で
既に法律が整備されています。
アメリカでは 仲介業者と出品者に
14億円の支払い命令。
それから 書き手 1,000人を
提訴するという動きもあります。
中国では逮捕者も出ているんです。
じゃあ 日本はどうなの?
実は レビューを規制する法律
まだ整備されてないんですが→
ウソのレビューを書かせる
という行為は→
景品表示法違反に当たる可能性が
あるということなんです。
アマゾンは これ 対策
何か とってるんですか?
ガイドラインを ちょっと
じっくり読んでみると→
いくつか触れられているんですね。
実際には レビューっていうのが横行している→
やらせが横行しているというのが
実情なんですよね。
麻木さん 先ほど レビュー
信じたり 信じなかったりと…。
どんなところに 具体的には
気を付けてらっしゃるんですか?
完全に見極めることは
難しいんですけど→
例えば 似たような商品が
並んでる時に→
別に 特に個性があったり→
突出してるものがあるわけでもないのに→
ほかは まあ 20~30個ついてる
レビューが。
1つだけ 800ついてたみたいに
なると 「あれ おかしいな?→
何で これだけ たくさん
ついてるの?」って思ったり→
あるいは 中の分布を見た時に→
星5ばっかり星1ばっかりみたいな→
分布が ちょっと おかしいな
っていう時は→
少し ちょっとね 用心してみたり。
あとは どんな人がレビュー書いてるかなって→
時には レビュワーが過去に
どんなレビューをしてるかまで→
見に行ったりすることも
ありますね。
そうすると やっぱり
よほど怪しいと→
どこかの段階で 気付けるかなとは
思うんですけど。
なかなか しっかり チェックして
らっしゃいますけれども→
斉藤さん やらせレビューを
見分ける方法ってあるんですよね。
ITの専門家に やらせの
見抜き方について聞いてきました。
まず 1点目なんですけれども→
レビューについているおかしな日本語。
これは ワイヤレスイヤホンと
ある美容器具のレビューで→
実際についていた
表現なんですけれども→
麻木さん これ読んでみて頂いても
よろしいでしょうか。
硬い日本語ですね。
何だ これは?何 吸うんですかね?
2番目は 毛穴吸引器についていた
レビューなんですね。
鼻の頭の毛穴とかね
よくありますね。
この不自然な文章
なんですけれども→
恐らく 翻訳ソフトを使って→
海外の言葉を日本語に翻訳したので→
こういった不自然に…。
そっか そっか なるほど。
2番目なんですけれども 先ほど
麻木さんも気にされてるという→
星の数の分布ですね。
やらせレビューが多い場合このように レビューの分布が→
星5と星1に
集中したりするんです。
星5のやらせレビューを 大量に
つけて売り出したんだけれど→
品質が悪いので
買った人が 正直な感想として→
星1をつけるという形で こういう
分布になるということなんですね。
そして…。
最後は日付の偏りなんですけれども。
麻木さん レビューが書かれた
日付って見られますでしょうか?
できるだけ新しいレビューを
参考するようにしてます。
古いものは もしかしたら
商品も変わってるかもしれない→
ということで新しいものを見る…。