2019/12/15(日) 01:35〜02:36 クローズアップ現代+「追跡! ネットの闇 シリーズ アンコール放送!」[字]
購入してみることにしました。
3日後。
届いたのは 中国製のUSBケーブル→
イヤホン
モバイルバッテリー。
見た目は 至って普通です。
詳細にチェックしてみると→
イヤホンは
接続が甘いものの→
問題なく使えました。
音は聞こえます。
続いて モバイルバッテリー。
こちらは いくら充電しても満タンになりません。
0になっちゃいましたね。
正直にレビューを書いてもよいのか。
仲介業者に 再度 電話取材。
電話を切られてしまいました。
仲介業者への取材は
ここでストップ。
いまだ全貌が分からないため→
今度は商品の出品者を手がかりに追跡を続けます。
商品の送付元を見ると→
日本国内にあるアマゾンの倉庫からでした。
そこで
出品者の登録情報を見ると…。
ほとんどが中国。
中でも深[外:7A9DAE9724BB80B7CC310720CC2F1FEC]の住所が目立ちます。
深[外:7A9DAE9724BB80B7CC310720CC2F1FEC]は 中国のシリコンバレーとも
呼ばれ→
先端企業や工場が集積する
一大ハイテク都市。
出品者は どんな人なのか。
まずは イヤホンの製造元を直撃取材してみます。
中にいたのは
休憩中とおぼしき2人の男性。
どういうことなのか。
登録された番号に電話してみると…。
(通話の切れる音)
どうやら 他人の住所を勝手に使っていたと見られます。
その後も取材を続けると→
ようやく実在する出品者を突き止めました。
やらせレビューに関わっていることは
認めましたが→
詳細は語りませんでした。
そうした中 取材班に情報が。
ある中国人出品者が→
インタビューに応じるというのです。
現れたのは 深[外:7A9DAE9724BB80B7CC310720CC2F1FEC]の家電メーカーの
日本支社に勤める女性。
これまで 中国人留学生や
日本人を使って→
数百件のレビューを
書き込ませてきたといいます。
ネット通販で多発する
やらせレビュー。
今回は 日本最大の売上高を誇る→
アマゾンジャパンで横行する実態について考えていきます。
通販で 毎日のように→
買い物をされるという麻木さん。毎日 買ってるんですよ。
レビューって これまで
信じていらっしゃいましたか?
もちろんね 信頼できるレビューも
たくさんありますし→
でも やっぱり これは どうだろう
と思うレビューもあるし。
それをも読み解くところから→
ネットのお買い物は始まるといっても過言ではないというか。
じゃ それなりに
見極めてらっしゃった?
そうですね。 やっぱり
結構 とっくり眺めます。
この実態 ご覧になって
いかがですか?ただね→
あんなに 大っぴらに やらせを
書く人を募集してるとか→
そこまでは知らなかったので
ちょっと驚きましたね。
こんな堂々と
やってたんだっていう。
我々も取材して
もう驚きの連続だったんですが→
これ 書き手 それから 仲介業者
それから 出品者ですね。
組織的に やらせレビューを
生み出しているという実態が→
浮き彫りになったんですけども
これだけじゃないんです。
更に取材を進めると より巧妙に
大量のやらせレビューが→
生産されている現場に
たどりつきました。
貴重な映像を入手したので
こちらをご覧下さい。
こちらは 中国にある
ビルの一室なんですが→
なんと 大規模なレビュー工場だと
いうんですね。
これ 無数に
スマートフォンが並んでいます。
よく見ると