2019/12/15(日) 13:05〜13:32 所さん!大変ですよ「見てよし!食べてよし! (珍)深海魚 大集合」[字][再]

さかなクンのもとにギョギョッとする情報が飛び込んできた。
深海魚に救われる?
そんな「浦島太郎」みたいな話があるのか?
(木村)チョウチンアンコウ? 先生。
(さかなクン)チョウチンアンコウですね。
情報を頼りに向かったのは…。
ごくごく普通の居酒屋。
(さかなクン)ギョギョ!
何だか すギョい!(石戸)豪快盛りでございます。
(さかなクン)ギョエ~!
(石戸)本日の深海魚が こちら。姿がトウジンですね。
(さかなクン)トウジンちゃん!
(さかなクン)トウジンというのは いわゆる…
(さかなクン)ものすギョく
きれいな身ですね~! いただきます!
今まで見かけないってことは
そんなに おいしくないんじゃないの?
う~ん!
さらに…。
お待たせいたしました。
こちらも深海魚のメヒカリでございます。
(さかなクン)いわゆる…
(さかなクン)水深200m付近に生息する深海魚。→
目が キラッと
光るように見えることから→
「メヒカリ」と呼ばれているんです。
そうなんですか!知らなかった。
いただきます!
ということは この店の…
違うんですね!


はい。
愛知にいらっしゃいます。
愛知県に 一体 何が?
仕事の忙しい さかなクンに代わり→
ディレクターは愛知県蒲郡市へ。
≪いらっしゃいませ~!
≪はい メヒカリのから揚げです!
実は ここ
深海魚まつりが行われるほど→
深海魚漁が盛んな町。
ハハハ… 深海魚まつりなの?
あっ! あれじゃないですか?
こんにちは。はい。よろしくお願いします。
訪ねたのは 深海魚を含め→
およそ500種類の魚介類を扱っている水産加工会社。
この会社が
深海魚に救われたというのだ。
社長が持ってきたのは…。
メヒカリといえばさっき→
さかなクンが
食べていた魚じゃないか。
男性は 17年前
「好きな魚を商売にしたい」と脱サラ。
夫婦で鮮魚店を始めた。
だが 売り上げは伸び悩んだ。
そんなとき 男性が目をつけたのが
地元の港に揚がる…
取れたてのメヒカリを仕入れ→
その足で 東京の飲食店に持ち込んだ。
魚を こうやって持って…


まあ そういう意味では…
へえ~。
見たことがなく 調理法も分からない深海魚に対する抵抗は→
想像以上に大きかった。
そこで 男性が開発したのが→
取れたての風味と鮮度を閉じ込めた→
メヒカリの急速冷凍唐揚げ。
よく思いついたね。
初めに冷凍しちゃえば…。
すると…。
(取材者)2,000軒ですか?はい。
夫婦2人で始めた小さな鮮魚店は→
2,500もの取引先を持つ一大水産加工会社にまで成長した。
取材の終わり 男性から
不思議な言葉が飛び出した。
聞くところによると 僕より…
一体 どういうことだ?
ということで ここからは
再び さかなクンが調査!
情報を頼りに向かったのは 横浜。
どうも はじめまして。
待っていたのは
襟を広げたワイルドな男性。
そうですね。 大体…
いろんな 新たな…
実は 男性が所属するのは
水産庁の関係機関。
1971年 時は 高度経済成長期。
将来の水産資源の枯渇を危惧し→
深海をはじめとする世界中の海で

新しい魚の調査が進められた。
漁だけでなく なんと
船上で調理法の研究まで行われた。
そのため 調査は過酷を極めたという。
当時の貴重な証言を語ってくれる人物が見つかった。
37年前 調査船の乗組員だった…
1人じゃ ひっくり返せないから…
ほとんど昼間なんですよ。
徹夜まではいかないけど…
うわ~ 大変だ。