2019/12/17(火) 04:02〜04:30 ダーウィンが来た!「光の大絶景!生きものたちが放つ神秘の輝き」[解][字][再]


穴に引きずり込んでいます。中で食べるんです。
虫は光に集まる習性があります。

ヒカリコメツキムシの幼虫は 自らの光に寄ってくる虫を捕まえるんです。
大草原を彩る
小さな幼虫たちの 命の光です。
うわ~ 満天の星空!
美しいですね~。
銀河のようにも見えます。
でも ちょっと多すぎませんか?
実はこれ 星空ではなく
洞窟の天井なんです。
天井からは無数の糸が垂れ下がり
丸い粒がキラキラと輝いています。
まるでシャンデリアですが
作ったのは…→
この幼虫。
オーストラリアやニュージーランドの洞窟などに生息しています。
おしりの部分が青く光っています。
暗くなると…→
洞窟の中は このとおり!


あっ! シャンデリアに虫が引っ掛かりました!
天井を星空に見せかけ 飛び立った虫を
捕まえるワナだったんです。
獲物を捕らえたり 恋の相手を見つけたり。
生きものたちは 光の絶景の中で命をかけた戦いを繰り広げています。
♪♪~
世界中に7,000種もいる光る生きものたち。
実は 私たちの身の回りにいる
意外な生きものも光っているんですよ~。
大学のキャンパスで見つけたのは…。
これです。
うん? ミミズ? 暗くすると…→
わあ 光ってる~!
ホタルのように光るミミズ…
全国各地の公園や学校などでも見つかっている このミミズ。
おしりのあたりを刺激すると
光る粘液を出すんです。
みなさんおなじみ カタツムリの中にも
光るものがいます。
最近撮影された とっても貴重な映像。
暗くしてみると… 口の近くがぼんやりと緑色に光っています。
東南アジアに生息する…
世界におよそ3万種いるカタツムリの中でも→
光ることがわかっているのは
このヒカリマイマイだけ。
でも なぜ光るのか 理由は
まだよくわかっていません。
専門家によると 光る理由が
はっきりとわかっている例は→
ごく僅かだといいます。

例えば こちらの…
これも 光る理由は
謎なんです。
光ることで虫を集めて
胞子を運んでもらっている→
という説もありますが…→
実は 昼間も光りっぱなし。
光ること自体に意味はないとも
いわれています。
海のイルミネーションも
ロマンチックですよね~。
さっきのは見間違いだったのかなあ?
和久田さん。
えっ!?
またイケメンになってる!
光る生きものは 陸よりも
海のほうが たくさんいるんです。
次は 海に住む生きものたちの
光の世界へ!
光だけに ひっかり見てくださいね。
ダジャレ…?
まずは
めったに見られない海の絶景から。
舞台はメキシコ。
夜になると 海が神秘的なイルミネーションに包まれるんです。
青白く光り輝く波。
そこに光の筋。
光っているのは…→
えっ イルカ!?
いえいえ イルカが光っているわけでは

ありません。
イルカを光らせているのは… こちら。
大きさ2ミリほどの…
海を漂うプランクトンです。
刺激を受けると強い光を放ちます。
渦鞭毛藻が大発生している海に
イルカが突っ込み→
その輪郭が
浮き上がって見えているんです。
ほんと ロマンチックな光景ですね~。
さらにまばゆい光の乱舞が見られるのがフィリピンの海。
生きものがあふれるサンゴ礁を
進んでいくと…。
水深30メートルほどの場所に
巨大な海中洞窟があります。
あっ! 何か光っています!
大きさ20センチほどの魚です。
生物界最強の輝きを放つといわれる…
光っているのは目の下。
特別な器官があり 中に 発光する