（バーブ）
ブタが空を飛んだら 休んでもいいわよ。
（ブタの鳴き声）
（ノーラ）ブタ 飛んだ。（ビリー）学校休み！
（ハンク）ダメダメ 行きなさい。
（フィービー）大した風じゃない。 重装備すればいいの。
あったの？ とんがり頭用のメット。
あった。 これも できる。アウッ。
じゃあ クロエ
また 学校にテレポートお願い。
（クロエ）前の時 お菓子くれる約束破った。
あ～ お菓子 ほら。 今よ 捕まえて！
捕まえた。
クロエって言わなきゃ ダメだった？
ゴチャゴチャ言ってないで
早く行きなさい。
そうよ また
ハインリッヒ・ヒドゥンビル３世の話→
聞きたい？
（一同）ヤダ～！
偉い町長！
あ～。
ハインリッヒ・ヒドゥンビル３世。
町をつくった人の孫。
彼は 何があっても学校に行った。
１９５５年１１月４日のこと。
若い ハインリッヒは
なんと クマに襲われたの。
うわ～！
あ～！
でも 鉛筆で クマを威嚇して追いやった。
悪いクマめ 退散しろ！
あ～ クマちゃん 怖いよ～。
俺たちも 怖いよ。
そのまま 学校に行ったうえに
その夜 ダンス大会で優勝した。
人気者になって 学級委員長に選ばれて。
いつか 町長になろうと思った。
ウソばっかり。
ウソじゃない ほんとよ。
あ～ そんなママったら
そんな ウソ話 必要ない。
ほんと 土曜も 学校行きたいくらい。
ホラ話するなら 人魚の話にしてよ。まだ 聞く気が起きる。
人魚は嫌いだ。
≪ヤッホ～！
今の 何？
まさか 人魚じゃないよな。
あ～！
ブロビン 大丈夫？ハイヤ ハイヤ ハイヤ～！
元気って言えば分かるのに。
（ドクター・コロッソ）今 ブリトーって言った？あ～ 何だ ブロビン。
おはよ サンダーマン一家。
とっても いい知らせ。
旅行に行こう。
費用は 全額支払い済みのバケーション！
（一同）イエイ！
あのタイムシェアに乗って！
（一同）あ～。
ほらほら 楽しいよ。
あ～ 行きたいけど学校だから。
学校。 そうそう 学校も 役に立つ。
じゃあ ハンクたち
バケーション 行こうよ～！
あ～ いや 行きたいんだけど…。
コロッソを風呂に入れなくちゃ！
そうそう。
風呂？ 冗談だろ。 これぞ 野生のニオイ！
ねっ お風呂に連れていくだけでも大変。
だから行けない。
じゃあ 気が変わったら…。
変わらない！ じゃあな ブロビン。
行ってこい。 いざ 学校へ。
行ってきま～す！
車で送っていったほうが…。
この風で？ 冗談だろ。
はあ こんな ひどい風 初めてだな。
何で 髪 崩れてないの？何でって ヘアは 常に完璧。
よう おはよう。 親 町長の話 した？
した。 なんと人形劇で やってくれてさ。
このチェリーが
そんな簡単に だまされるかって。
ウルフガングはいいよ。
ホストファミリーが休ませる。
コラ～！ ドアは閉める！
身だしなみの悪いのは入れるんじゃない。
校長先生 ピシッとしてますね。
何で 髪も乱れてないの？学校に住んでるから。
ハハハ…。
住んでるわけないだろ。 学校なんて。
うちの住所は １ ２の３だ。
スクール通りの。
フィービー 葉っぱがついてるぞ。
（ベル）
髪の毛 ボッサボサ。
やっぱ 休めばよかった。
普通 休むよ。 今週いっぱい強風。
でも バカ町長のおかげで学校に来なきゃいけない。
ウソだって 証明すればいいんじゃない。