2019/12/22(日) 18:00〜18:30 猫のしっぽ カエルの手・選「クリスマスを楽しむ」[解][字]

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キ~ンと冷たい空気に包まれた山里。
12月の…
畑に霜が降りると 野菜の色が少しずつ深まっていく。
この時期 農家の人々は忙しい。
冬の風物詩 すぐきかぶらの収穫を迎えているのだ。
この 昔ながらの京野菜は→
寒さの中でおいしい漬物になる。
ベニシアさんの庭も
静かな時を迎えた。
時折 日がさし込むと→
僅かに庭に残る花を優しく 照らし出す。
「この季節の庭も好き」
ベニシアさんは言う。
寒くないように
藍の綿入れを着て庭仕事。
今日は ちょっと
思いついた事がある。
この土鍋が ちょうどね→
ちょっと割れたのね。だから 水が出ていくから→
ちょうど これ ヒアシンスのために
いい場所かなと思って。
で ヒアシンスは
家の中に育つ事できるから→
何か ここから ちょっと
きれいな花が出るから→
それを楽しみに
一つの 冬の楽しみに。
咲いた時 何か テーブルの真ん中に


置いとくの きれい。
土鍋は ベニシアさんが
長年 愛用してきたもの。
ひびが入ってしまったので 今度は
植物に使ってもらう事にした。
ベニシアさん
使わなくなった ウイスキー樽に→
雨水をためている。
多分 このぐらいで十分。
あとは
日の当たる場所に置くだけ。
素朴な土鍋に
鮮やかに咲くヒアシンスが楽しみだ。
ベニシアさんの家 今は クリスマス一色。
12月に入ったら 家族や親しい人と共に過ごす時間を→
なるべく多く持つ。
それが ベニシアさんにとってのクリスマス。
クリスマスのために
小さなものを手作りするのも→
この季節の楽しみ。
いつも 毎年ポマンダーを作るんですけど→
材料は こういうシトラスのもの
何でもいいけど→
今年 ライムとレモンにしようと
思ってるのね。
で 刺すものは クローブ。
柑橘系の果物にクローブを刺して作る香り玉 ポマンダー。
中世のヨーロッパでは
ポマンダーを身につけると→
厄よけになると信じられていた。


まず テープの周りにちょっとだけ空けて 場所。
こういうふうに入れると
今 フルーツが ジューシーな感じでしょ。
ジューシーな匂いがあって
でも 3か月置いておくと→
中の 全部 ドライになってるのね。
全然 軽い。
こういうものは
洋服ダンスに入れて→
虫が入らないようなために
使ってた。
それは 誰が考えたアイデア
分からないけど→
一応 ポマンダーとか 今の時代では
こういうふうになってますね。
タンスやクローゼットに置けば
スパイスの防虫効果が役に立つ。
その上 香りが とてもよい。
形も かわいいから ベニシアさんは毎年 ポマンダーを作っている。
友達にプレゼントすると喜ばれる。
じゃあ 出来ましたからテープを外しますから。
オーケー。
この中の シナモンとオリスルートパウダー。
オリスルートパウダーは 匂いを締めるもの。
だから それも入れて オールスパイス。
こう 中に入れるのね。
これも 虫よけになるからねこのスパイス。
大体 私は まきストーブの上に。
これ ちょっと早めに作ったら誰かのプレゼントにあげてもいいし→
これは スパイスつけてないから→

このままクリスマスの木で 飾ろうと思って。
リボンを結んで ツリーに提げれば
爽やかな香りが広がる。
スパイスをまぶしたものは 紙袋に入れ
風通しのよい場所に3か月。
虫よけポマンダーが出来上がる。
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クリスマスの頃 友達が集まる時に→
ベニシアさんが いつも作るホットドリンクがある。
今日は 古い友達が来て→