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新型肺炎。
武漢への渡航歴がない
奈良県に住む日本人男性が
ウイルスに感染していることが
確認されました。
男性は奈良県に住む
６０代の日本人の男性のバスの運転手です。
今月２回にわたって
武漢からのツアー客を
バスに乗せたということです。
厚生労働省は国内でヒトからヒトに
ウイルスが感染した可能性が
高いとみて調べています。
武漢の滞在歴がない人の感染が
確認されたのは
初めてで日本人の感染が
確認されたのも
初めてです。
奈良県が今夜会見。
男性は入院しているものの
容体は安定していると
いうことです。
そして。
男性と濃厚接触した人を
リストアップし
健康状態を観察しているものの
これまでに
肺炎などの症状がある人は
いないとしています。
感染拡大が続く中国。
武漢などには
続々と医療チームが
送り込まれています。
中国では死亡した人が１０６人。
患者も
４５１５人に上っています。
中国の保健当局は。
症状が軽い患者も
感染を周囲に広げるため
感染拡大の抑制を
難しくさせているといいます。
今夜、武漢から帰国を希望する
日本人を乗せるため
政府が手配した最初の
チャーター機が出発しました。
医療チームや政府関係者など
およそ１０人が乗り込んだほか
マスクや防護服などの支援物資も
積み込まれたということです。
帰国を希望している人は
これまでに、およそ６５０人いるということです。
最初のチャーター機は
およそ２００人を乗せて
あす早朝に
羽田空港に戻る見通しです。
そのチャーター機を
現地で待っている人たちを
取材しました。
今月２１日から
仕事で武漢に出張し
ホテルに滞在しているという
４０代の男性です。
男性がきょう
ホテルの窓から
撮影した映像です。
車の往来や
外を歩く人の姿はなく
閑散とした様子が映っています。
一方、武漢に滞在している
２０代の男性は。
チャーター機が到着するのは
武漢郊外にある
武漢天河国際空港です。
中心部からは
およそ２５キロ離れていますが
地元当局は
感染の拡大を抑えるため
地下鉄やバスなど
市内の公共交通機関の運行を停止させています。
このため日本政府は
空港までの移動手段について
手配した車を巡回させるなどと
しています。
チャーター機の機内では
発熱やせきなどの症状がないかを確認します。
症状がある人は
マスクを着用したうえで
ほかの人とは離れた座席に
座ってもらうことにしています。
日本に到着後
症状のある人は感染症に対応している
指定医療機関を