2020/02/05(水) 23:20〜23:35 ニュースきょう一日“転売社会の影” マスク定価の10倍以上で転売も[字]
ことし春までに中国から
撤退することになりました。
一方アメリカと中国の貿易交渉。
ホワイトハウスの高官は
中国と合意した
アメリカ産の農産品や
エネルギーの輸出の拡大が
計画どおり実施されない可能性に
言及しました。
マスクの品薄の状態が
続いています。
東京
渋谷のドラッグストアでは
箱入りのマスク50個が
2日ぶりに店頭に並んだものの。
わずか
15分で完売になりました。
マスクの業界団体によりますと
年明けの時点では
およそ3か月分にあたる在庫が
あったということですが
現在ほぼ底をついた状態で
増産しても
供給が追いついていない
ということです。
こうした状況で
マスクが高値で
転売されています。
ネット上の通販サイトやフリマアプリでは
マスクが定価の10倍以上の
高値で出品され
転売される
ケースが相次いでいます。
取材したところ10年以上前から
自宅にあったマスクに
70枚セットで
1万4000円といった値段を
付けて出品した人は。
マスクを買い集めて
定価の3倍以上の
値をつけ出品した人に
認識を聞いたところ。
ネット上の転売問題に詳しい
弁護士は。
ネット上に誰もが簡単に出品できて
買いたい人と結びつくのは
本来すばらしいこととしたうえで
今回は転売社会の影の部分が
出てしまったと分析しています。
マスクが品薄の状態は
病気で必要とする人にとっては
切実な問題です。
櫻井園子さんは
目などに炎症が繰り返し起きる
原因不明の難病を患っています。
薬の副作用で免疫が弱く
感染症にかかりやすいため
1年中マスクが
手放せないといいます。
しかし1週間前に
マスクを買いに行ったところ。
消費者庁は
マスクが高値で転売されることを
望ましくないとしています。
フリマアプリやネットショッピングを手がける会社は
利用者に適切な対応を
呼びかけているほか
会社によっては
商品の削除などの対応を
取っているとしています。
きょう一日のニュース続いては。
数日間
雨が降っていない現場で
突然、斜面が崩れました。
崩れたのは
神奈川県逗子市の
道路脇の斜面です。
女子高校生が
巻き込まれて亡くなりました。
斜面は土砂災害警戒区域に
指定されていました。
おおかたの予想を覆し
最年少38歳がトップです。
集計が遅れている
アメリカ大統領選挙
アイオワ州での
民主党の候補者選び。
トップに立ったのは
ブティジェッジ氏です。
ただ集計率は71パーセント。
今後、順位が入れ代わる可能性もあります。
IT企業のディー・エヌ・エーは
去年12月までの9か月間の
決算で
最終的な損益が
501億円の赤字に転落。
ゲーム事業などに関連する多額の
損失を計上したためで
南場智子会長らが
役員報酬50パーセントを