2020/02/06(木) 13:05〜13:35 ハートネットTV・選 “医療的ケア児”成長とともに(2)「学齢期からの悩み」[解][字]


だから… 医療的ケアで生まれて→
早く亡くなるだろうと
思ってた人たちが→
実は 40歳迎えてる人が
たくさんいて→
親御さんたちが もう
家庭での介護を 限界迎えて→
どうするのかっていうのは

やっぱり 日本中 今→
すごくたくさん起こっている
課題なんですね。
今 障害者の暮らしの場として
広がる…
地域の中で 家族のように
少人数で暮らします。
しかし 医療的ケアのある人を
受け入れるところは→
ごく僅か。
何かあった時に対応できないと考えるためです。
こうした中 医療的ケアの


必要な人たちのために作られた→
グループホームがあります。
現在 ケアが必要な4人がここで暮らしています。
誰もが 安心して暮らせるよう
充実した体制を整えました。
まず 通常
グループホームにはいない→
看護師を配置。
介護職員も医療的ケアができるよう→
研修を受けています。
外からも 訪問看護師に来てもらう事にしました。
近所のかかりつけ医とも
密接に連携しています。
更に 緊急事態に対応できるよう→
一人一人のマニュアルを作っています。
例えば 熱を出した時。
坐薬の量や 入れる時間まで細かく指示しています。
昼間は
グループホームの外に出かけます。
お~い りせさん 水出てるよ~。
ハハハ…。
道中も 付き添うスタッフが
医療的ケアに対応できます。
やって来たのは 小学校の通学路。
タッチ! タッチ! さようなら~。バイバ~イ。
子どもたちの下校を見守るのが
何よりの楽しみとなっています。
バイバ~イ タッチしよう。
バイバ~イ。
さようなら~。

バイバ~イ さようなら。
バイバイ。
一方 地域の中で→
1人暮らしを
実現している人もいます。
兵庫県に住む…
7年前に 実家を出てこの部屋で暮らし始めました。
自治体に 何度も掛け合い→
24時間 2人の介護職員がつく体制を整えました。
平本さんは 舌の先を動かして
パソコンを操作し→
自分の意思を伝えます。
日中は 大好きな読書をして過ごす事が多いといいます。
病院を出て
家で暮らしたい。
ほかの子と同じように
学校に通いたい。
平本さんは 幼い頃から→
自分の希望を 粘り強く周囲に伝え実現してきました。
その積み重ねが
今の暮らしにつながっています。
そして 今 平本さんは→
当事者 自らが主催する介護職員の研修を行っています。
自分のように
自立した生活を広げていくには→
介護職員の育成が
欠かせないと考えるからです。
森田さん
ご覧になっていかがですか?
させてみたい

してみたいですね うん。
ショートステイとかに預けると
すごい 羽伸ばしてるんですね。
私の前で
いい子を演じるというので→
離れた生活をさせてあげたいです。
離れてた方が 伸び伸びとするのではい。
私とは 離れた生活の方が
彼の生活→
そっちが 彼の生活ですね。
だと思うので彼の生活をさせてあげたいです。
でいいですか?
はい。(笑い声)
そうか~。
実は グループホームには→
医療保険で もう 昔っから
訪問看護は入れるんです。
そこを上手に組み合わせて→
訪問看護ステーション自体は24時間対応なので→
グループホームで 何かあった時に