進化していった。
初期のスージー・クーパーを
探し続けている岩谷さん。
アンティークセンターで見つかるのは…。
1950年代以降のものばかり。
この日 向かったのは…。
長年の友人で アンティークディーラー→
スティーブさんの自宅。
つきあいはイギリスで買い付けを始めた頃→
20年前に遡る。
スティーブさんが 自慢のコレクションを見せてくれた。
出てきたのは
スージー・クーパー… ではなく→
1930年代ごろ イギリス南部の
海沿いの街で作られていた 珍しい陶器。
温かみのある色彩と
独特な幾何学模様が特徴だ。
しかし 岩谷さんの好みではない様子。
ほかならぬ岩谷さんの頼みならばと連れて行かれたのは倉庫。
(スティーブ)Yes, 1932.
1932.
この形っていうのは もう ほんと…
1930年代に発表されたドレスデン・スプレーというシリーズ。
タカの仲間 ケストレルの
たたずまいをイメージした形。
手描きの模様。
スージー・クーパーの故郷に残る→
伝統的な花柄を
アレンジしたものだという。
デザインの複雑さから
量産は不向きといわれていたが→
スージー・クーパーが育てた
熟練の職人たちが実現させた。
Yes.
できれば。
♪♪~
何とも言えない。 言葉にできないかわいらしさがあるよね。
見たことないね。
ないね。
あ~!
スージー・クーパーの幻の一作が。まさか このスタジオに来るわけなんて。
あ~!
きた~! みたいな。
いや ほんとに 何て言うんだろうね。
いつまでも眺めたくなるような。はけの感じ? すごい淡い。
こちらもスージー・クーパー?
そうなんです。→
これは50年代です。
向こうは30年代ですけど。
感じないですね。
全然 感じないです かわいい。
うわ~ いいな~。
今日 初めて知りましたけど。
スージー・クーパーさんのことを。
僕も。
(岩谷)そうなんですか。
もう すっかりファンになったよね これ。
(岩谷)不思議ですよね。
(岩谷)なぜか この…
そうだったんですね。
ここに まさか この色持ってくるとも思わないし。
こことゴールドは分かるけど
じゃあ この青をっていう。確かにね。
すっごい かわいい。
ティー文化 また改めて こう触れると…
陶器からというか ティーカップから
それを 何かこう 思わされるというか→
そこからの 茶器を見て→
その時代背景だったりとかの話にもなれるかもしれないし。
最近の出来事を また こう
確認し合うっていうような→
いいコミュニケーションになるだろうな
っていうふうにも思うし。
絶対これ はやってほしいと思いました。
イギリスの茶器を使ったティータイム。
昔の人たちのデザインに
思いをはせて…
大切に何かをして…
あとはね…
そうだね。
(笑い)
旅の途中。 知り合いのディーラーに→
自慢のアンティークを使ったアフタヌーンティーに招かれた。
おいしそうなスコーンやケーキ。
でも やっぱり気になるのは…。
岩谷さん お行儀よくしないと→
お茶の専門家ジェーンさんに叱られてしまいますよ。
アフタヌーンティーは
エレガントに振る舞わないと駄目です。
イギリス ティー文化を巡る旅。
今回は このへんで。
2020/02/06(木) 22:30〜23:20
NHK総合1・鹿児島
世界はほしいモノにあふれてる「英国ティー文化をめぐる旅」[解][字]
英国で極上のティーカップを探す旅。伝説のデザイナー:スージー・クーパー幻の逸品、チャールズ皇太子が愛した陶器が登場。最新アフタヌーンティー情報&マナー講座も。
詳細情報
番組内容
イギリス・麗しいティー文化の世界へ。イギリス買い付け歴20年以上のバイヤーが、ロンドンから少し離れた中部のかわいらしい街で極上のティーカップを探しだす。100年ほど前に作られた美しい英国製ティーセット。日本で根強い人気を誇るデザイナー:スージー・クーパーの幻の逸品も。そしてチャールズ皇太子が愛した陶器工場では日本向け新製品の開発に密着。最新アフタヌーンティー情報&プロに教わる正統派マナー講座も。
出演者
【出演】三浦春馬,JUJU,【語り】神尾晋一郎
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
情報/ワイドショー – グルメ・料理