2020/02/07(金) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]


先生に詳しく
読み解いていただきたいと
思います。
ある傾向が

見えるんではないかというふうに
浦島先生は
注目をしていらっしゃいます。
まず、国内感染者の数です。
今、国内で感染している方が86人いらっしゃって
このうちの


およそ7割にあたる61人。
今日までに分かった
クルーズ船の中にいらっしゃる
これが7割を占めるわけですね。
そのことが1つ。
それから後ろにあります
モニターでご覧いただきますと
世界での感染者数ですが
右下にありますように3万1475人。
亡くなった方が638人。
このうちのほとんどが
左上にある
中国本土の数字であると。
亡くなった方、中国で
636人ということですから
それ以外で亡くなった方が
お二人というのが
現実な数字です。
そこで、先生が注目していらっしゃる数字が
この数字なんですが。
この棒グラフは日々何人ずつ感染者が
増えたかということを示している
棒グラフです。
例えば一番右のオレンジのところ
2月5日時点までのところですが
このオレンジの数字はWHOの
発表した数字なんですが
3925人
4日から5日にかけて
増えたというふうに

考えていただきたいと思います。
オレンジといいますか
赤といいますか
オレンジ色に見えるので
オレンジと申し上げたんですが
赤とお考えください。
そして一番右のオレンジ色。
黄色っぽく
私には見えているんですが
オレンジに見える部分が
昨日、そして今日と
これはテレビ朝日が
集計したものなんですが
3198人が
1日のうちで発生した
患者数だという
この数字から、先生が1つの傾向があるのではないかと
指摘していらっしゃるんですが
具体的にどういうことでしょうか。
浦島≫これは感染症の
流行曲線と呼ばれるものですが
日々1日あたり新規の患者さんが
何人発生したのかを
ヒストグラムにして
見ているものです。
大体、こういう大流行するときは
だんだん増えていって
あるピークを迎えて
そのあと、減っていくんですね。
ですから、我々は

ピークをいつ迎えるか。
そうするといつごろ
終息していくか
見えてくるんです。
日々、いつ減るかというのを
見ていったところ
2月の5日の日にピークでその次の日、ですから昨日
ちょっとその数が減ったんです。
ひょっとするとと思って
次の日になって
また上がっちゃうこともあるので
もう1日
念のために観察したところ
更に今日は
ぐっと減ったんですね。
ということは、2月5日が
どうやら
流行のピークのようなので
大体2か月ぐらいかけてピークを迎えますから
あと1か月ぐらいで
徐々に落ち着いてくるとすると
中国の流行も
3月中には落ち着きを
取り戻すのではないかと
みています。
渡辺≫これは全世界の感染者数が
どれだけ増えたかという数字…。
浦島≫中国本土です。
≫世界です。
浦島≫でも、中国でも