ヒトの皮膚を再現した…
スイッチを入れると
測定器が人工皮膚を触り始め→
結果がグラフであらわれます。
測定器は　左右に動きながら触った感覚を測定。
摩擦力が高まった　この部分が
触った瞬間。
その後ろの部分が　触り続けている間の
摩擦力をあらわしています。
より細かく解析すると…→
このようなグラフになります。
（野々村）触った瞬間　グッと

摩擦力が高まっています。→
言葉で言うと「ベタッ」という→
水分が含まれたような「湿り感」になります。→
そのあと一気に
摩擦力が下がります。→
言葉で言うと「スルーッ」と→
滑るような「なめらか感」です。
なめらか感は→
触り続けている時の摩擦力が　０．５以下で→
まっすぐであればあるほど
感じやすいといいます。
この湿り感と　なめらか感
２つの摩擦力を同時に感じると→
「しっとり」という感覚になるのです。
先生…
ということで…
開幕です。
出場するのは　悩みに悩み抜いて選んだ→


しっとりしていると思われるアイテムたち。
しっとり感に定評のある…
（スタッフ）水分は　やっぱり全然入ってないんですけど→
それでも　すごい
しっとりしてるって感じますね。
一番最初の滑りだしのところで
一気に摩擦力が上がると。
そのあと　摩擦力は
非常に低い値になってます。
これは　この
ティッシュペーパーの表面が→
非常になめらかだ
というようなことを示しています。
しっとり感に定評のある…
えっ　どうして？
うん。
食感なの？
（笑い声）
なんや　この２人は。
触りはじめのベタッと感は
しっとりの条件に合っていますが→
その後の摩擦力が
徐々に上がっているので→
ティッシュほどのスルーッとした感覚は
ないようです。
ということで
高級ティッシュが勝ち抜き。
続いては…
しっとりといえばチーズケーキ。ところが…。
測定器の摩擦に耐えられず→

チーズケーキは崩れてしまいました。
ということで　高級ティッシュが不戦勝。
その後　いろいろなものを測定するも→
高級ティッシュ超えの
しっとりは現れず。
それはですね…
まさかの飛び入り参加！
肌身離さず使うこと５年。
ちなみに　奥様と娘さんからの誕生日プレゼントだそうです。
奥様と娘さんの愛情が詰まった革財布。
果たして　測定結果は…。
あらわれたのは　こちらのグラフ。
すると…。
ちょっとさ　クハラさんさぁ
ちょっといい？
出てるね。
急に慌ただしくなる野々村先生と学生さん。
なんと　先生の財布から…
注目すべきは出だしにあらわれた　ギザギザ部分。
スティックスリップなんで
ちょっと→
引っ掛かってる感じが
出てるんですよね。
クックッキュッキュッて
ちょっと引っ掛かる感じが→
ベタッと感の一因になる
可能性はあります。
更に　ここまで連勝中の高級ティッシュと
比較すると→
触っている間の摩擦力は

先生のお財布の方が低いという結果に。
つまり　とんでもなくスルーッと
なめらかな触り心地。
若干の身内びいき感はありますが
第１回しっとり王は→
「野々村先生愛用の革財布」に決定。
ということで…
（笑い）
今　視聴者で喜んでんの…
「やった～！」言うて。