2020/02/13(木) 23:20〜23:35 ニュースきょう一日 都内タクシー運転手が感染 新型肺炎 対策徹底を[字]

こんばんは。
おやすみ前の15分
ニュースきょう一日です。
神奈川県に住む80代の女性が
新型コロナウイルスに感染し
きょう死亡したことが
分かりました。
国内で新型コロナウイルスの
感染者が死亡したのは
初めてです。
女性の義理の息子のタクシー運転手の男性も
感染が確認され
厚生労働省は感染経路を調べています。
女性は先月22日から
けん怠感を訴え
今月1日に肺炎と診断され
入院していました。
亡くなった詳しい原因は
分かっていないということです。
国内で感染者が死亡したのは
初めてです。
女性は
海外への渡航歴は
なかったということです。
また女性の義理の息子で
東京都内に住む70代の
タクシー運転手の日本人男性も
きょう感染が確認されました。
男性は発症して以降
自宅で療養していて


勤務は行っていなかったということです。
また和歌山県湯浅町の
済生会有田病院に勤務する
50代の日本人の外科医の男性も
感染したことが分かりました。医師は現在
別の医療機関に入院していますが
発症前の14日間
中国への渡航歴はなく
中国から来た人との
明らかな接触も
確認できていないと
いうことです。
病院では同僚の男性医師と
この病院に受診歴のある男性
2人の合わせて3人が
肺炎などの症状を訴えていて
県が感染していないか
検査しています。
このうち高齢の男性1人は
症状が重く
現在、別の病院に入院中だ
ということです。
県は済生会有田病院について
新規の患者の受け入れは行わず
すでに入院している患者は
全員検査を行った上で
病院内にとどまってもらう
こととしています。
このほか千葉県の20代の男性も
感染が確認され


国内で感染が確認されたのは
クルーズ船の218人。
検疫官1人
チャーター機の12人。
それ以外の人が20人の
合わせて251人となりました。
ではここからは
科学文化部の藤ノ木記者と
お伝えします。
新型コロナウイルスに感染した
人が国内で初めて
亡くなりました。
亡くなった方の義理の息子の
タクシー運転手の男性や
和歌山県の医師の男性などでも
感染が確認されました。
この事態どう受け止めれば
いいのでしょうか。
これまでに感染が確認されていたのは中国、武漢などへの
渡航歴がある人と
接触した人に限られていて
感染ルートが
追跡できている状態でした。
ところが、きょう確認された
ケースはいつ誰から
感染したか分からず
追跡ができていない状態です。
こうしたケースが出た場合は
すでに国内で感染がある程度
広がっているおそれがあると

みなされています。
国内でも今後
散発的に感染が続いていく可能性
を指摘する専門家もいます。
感染のフェーズ
段階が
変わったといえると思います。
段階が変わったということは
対応も変わるのでしょうか。
これまではウイルスは基本的に