ニュースきょう一日です。
最初は、先ほど入ってきたニュースです。
厚生労働省によりますと
神奈川県に住む自治体職員の３０代の日本人男性が
新型コロナウイルスに
感染していたことが
確認されました。
男性は今月１０日の
午後３時ごろに
クルーズ船、ダイヤモンド・プリンセスで感染が
確認された患者を
病院へ
搬送していたということです。
その日の夜に発熱し
きょう医療機関を受診し
ウイルス検査を実施した
結果、感染が確認されました。
搬送時間はおよそ４０分間で
この際、男性は
ゴーグルやマスクを装着していたということです。
厚生労働省は
搬送から発熱するまでに
数時間しかたっていないため
患者の搬送が患者の
感染の原因となった可能性は
低いとしています。
本人からの申告では
今月１１日から１３日までは勤務しておらず
渡航歴もないということです。
また今夜
北海道に住む５０代の男性と
愛知県に住む６０代の男性の
感染が明らかになりました。
北海道に住む
５０代の日本人の男性は
先月３１日に
発熱やせき、けん怠感を訴え
医療機関を受診したところ
肺炎の症状がみられ
きょう、感染が確認されました。
男性の症状は重く
集中治療室で治療を
受けているということです。
男性は感染が確認されるまで
３か所の医療機関を受診していて
海外への渡航歴はないと
話しているということです。
また厚生労働省によりますと
愛知県に住む
６０代の日本人男性は
今月３日に
かぜの症状が出たあと
今月８日に３９度の発熱があり
医療機関を受診しました。
今月１０日に再び受診した際に
肺炎の兆候がみられ
きのう、ふらつきがあり
愛知県内の医療機関に
救急搬送されて入院しました。
男性は先月２８日から
今月７日まで
旅行でハワイに滞在し
８日以降は自宅で
療養していたということです。
一方、和歌山県では湯浅町の
済生会有田病院に勤務する
５０代の男性医師と
一時入院していた７０代の男性が
感染していることが
明らかになっています。
次も新型ウイルス肺炎。
都内でも
新たな感染が確認されました。
新たに感染が確認されたのは
きのう感染が確認された
タクシー運転手の男性の関係者２人です。
１人は運転手が参加した
新年会の会場となった屋形船の従業員。
もう１人はタクシーの組合支部の
従業員です。
東京都は
新年会の参加者や屋形船の従業員個人タクシーの組合支部の
従業員など
運転手の濃厚接触者として
合わせておよそ１００人を把握
しているということで
詳しく調べています。
その屋形船の従業員。
中国、湖北省からの旅行者と
接触していたことが
確認されました。
新年会の参加者はおよそ８０人で
このうちおよそ１０人に
発熱などの症状が
見られたということです。
ではここからは科学文化部の
池端記者に話を聞きます。
各地で感染者が確認されています。
感染経路が