2020/02/14(金) 23:20〜23:35 ニュースきょう一日 各地で感染確認 感染経路不明も 私たちどうすれば[字]
不明な方も出ています。
この状況どう見れば
いいでしょうか。
すでに国内である程度
感染が広がっている可能性を
想定する必要があります。
これまでの検疫など
その水際で
食い止める対策から
国内に入港した場合に
備える対策に重点を
移していく段階にきています。
新型コロナウイルスは
軽症の人が多くて
封じ込めが
非常に難しいとされています。
一方で患者の数が増えてくると
重症になる人も出てきますから
大切なのは重症の患者を
速やかに適切な治療が受けられる
医療機関につなげる
ということです。
国内で感染が
広がったときに備えて
早急に医療体制を整備することが
必要です。
感染したひとは、どこにいるか分からないという
不安もありますが
私たちはどういうことを
心がければいいですか。
コロナウイルスに関しては
分からないことも多いですが
中国などの状況から分かっている
ことも少なくないです。
感染力ですけれども
インフルエンザよりも
少し強い程度と
みられています。
多くの患者さんは
症状が軽くかぜの症状です。
20パーセント程度の人は
重症化すると言われていて
感染者が増えてくると中には
亡くなる方も出てきます。
高血圧や糖尿病など
重症化するリスクが高いと
いうふうに指摘されています。
対策についてですけれども
中国などで感染が広がっている
状況から判断しますと
インフルエンザなどと同じように
飛まつだったり接触といった
ことから
感染するために
インフルエンザと同じ予防が
有効だとされています。
手洗いやむやみに
顔をさわらないように
基本的な対策を本当にしっかりと
習慣づけてほしいです。
もし感染しているかもと
思ったときは
どういった対応すれば
いいですか。
主な症状は、けん怠感や
せき、くしゃみ、鼻水
発熱でなどです。
こうした症状が長く続いて
不安な場合には
直接、医療機関に行くのではなく
厚生労働省や
各地域の保健所に
設けられている相談窓口に
まずは電話で
対応を相談してほしいです。
自分の身を守ると同時に
周囲に感染させないという
意識を一人一人が
持つことが大切になってきます。
ここまで池端記者でした。
一方、これまでに218人の感染が確認されている
クルーズ船。
一部の乗客が船を降りました。
下船したのは
80歳以上の高齢者で
持病がある人などで
ウイルス検査で陰性で
希望した11人です。
きょう午後バスで政府が用意した
埼玉県和光市の
宿泊施設に移りました。
またクルーズ船が
寄港した沖縄でも
タクシー運転手の60代の女性が
感染していることが
確認されました。
この運転手は
クルーズ船の乗客を乗せていた
ということです。
医療機関では