2020/02/15(土) 08:15〜09:00 チコちゃんに叱られる!▽大根おろしの不思議▽お風呂と湯船▽エスカレーターの謎[字][再]


頭を パンとたたくんですけど…
番組の演出で

頭を たたかないように言われ→
魅力が半減するという
辛~い経験をしました。
でも チコちゃんは
知っています。
大根おろしの辛さは…→
大根なりの 最後の抵抗~。
(笑い)
出たよ こういう答え。食べないで~。
ええ!
はい。
はい。
あら。
あ~… はい。
詳しく教えて下さるのは→
大根の辛みを
研究し続けて 15年。
身を削られ 死を前にした大根が→


最後の抵抗に辛みで反撃する。
そんな
オカルトまがいの現象→
我々は信じられません。
科学的に…
はい。
うん。
ん!
大根には 「イソチオシアネート」と呼ばれる成分があるんです。
で これが 辛みの正体なんですけれども
不思議なことに→
すりおろしたときだけに
初めて発生します。
すりおろしが連続されると→
おろし大根は 必然的に辛くなるんです。
大根には 「グルコシノレート」と
「ミロシナーゼ」という→
2つの成分が
別々の細胞の中に存在します。
しかし すりおろすと→
細胞膜が壊され→
グルコシノレートと
ミロシナーゼは 細胞の外へ。
そして 2つが融合することで→
辛み成分 イソチオシアネートが誕生するのです。
しかし…
そういうふうに…
(スタッフ)でも先生…
(原)でも かんだ拍子に辛みが出れば→
動物たちも

「大根を食ったら危険」と覚えます。→
こうすることで…
ちなみに 地中の虫や微生物に食べられるリスクの高い下の方が→
その成分が多く含まれ
辛みを感じやすいのです。
大根おろしが辛くなる理由が
分かったところで→
大根おろしといえど
時々 辛くないものもありますよね?
大根の細胞が より壊れた方が→
辛み成分が 外に出やすくなるので辛くなります。
ですから 目の細かい おろし金が
いちばん 辛いはずです。
ということで…。
すぐ 来ましたけど…。(スタッフ)はい。
検証してもらいます。
一つ目は わさびなども すりおろせるかなり目の細かい おろし器。
二つ目は 一般家庭によくある
普通のおろし器。
最後は かなり粗い大根おろしができる
鬼おろしを使います。
部位による差が出ないよう
縦切りにしたもので 検証開始。
コレだね やっぱり。
あっ あるね でも こういうやつ。あるねえ。
(石田)こういう道具で
おろしてたやつなんだ。
3つの大根おろしが完成。
水分量や 粗さが違うことが分かりますが→
本当に 細かい大根おろしが→

いちばん 辛いのでしょうか?
実際に いちばん細かいものを
食べてもらうと…。
しかし
いちばん辛くないはずの鬼おろしは…。
辛い!
あれ?
えっ 俺らのせいですか?
カミナリさんの…
なぜ 他のと比べて→
細胞が壊れていないはずの鬼おろしが→
いちばん 辛いと
感じてしまったのでしょうか。
だから 時間がたつにつれて→
どんどん 空気中に飛んでいってしまうんですよ。
つまり…。
その一方で…
鬼おろしで おろすと
細胞や組織が残っていますから→
それが 口の中で