大阪の人に聞いてくれよ…。
(笑い)
これはね はっきりした理由があるのよ。
(土田)あっ!
ハッハッハッハッ!
いやいや。
(土田)刀を差してるから→
もともと江戸の人は こっち側を歩いて→
商人の街 大阪は反対側だとかっていうことではない。
そうね…
これ 難しいよ…。
最初に出来たのは いつなんですかね?
大阪のが 後ですか?
後だと どうなの? 右になるの?
でも 絶対 あんな しゃれたやつて東京からやろ。
いや エスカレーター見て
しゃれたやつだと思うのは問題ですよ?
動く階段なんて。
まさかの…。うん!
(土田)そりゃ
そうだね。
そりゃ そうだよ。
いや その可能性もね→
今まで
見てくれてる中には→
あったのかも
分かりませんけど。
今こそ 全ての日本国民に問います。
東京と大阪の方にそれぞれ 話を聞いてみました。
まずは 東京。
ホホホホ…。
ね~ ほんと。
東京というか…
一方 大阪は…。
作った人やで。
そんな感じやと思う。
なぜ 大阪の人が エスカレーターで右側に乗るのかも知らずに→
「大阪の人って 『その話 オチあるの?』
とか言うじゃない? なんで?」だの→
「東京もんは 『お好み焼き定食って何?』
とか言うやんか。→
うまいんじゃ」だのと→
お互いを ディスり合う人のなんと多いことか。
同じ日本人同士 足並みそろえて
共に高みを目指しましょう。
エスカレーターだけに。
(スタッフ)アメちゃんだらけ!
しかし チコちゃんは
知っています。
そら 知らんかった。
一つ かしこなったなあ。
大阪の人が
エスカレーターで 右側に乗るのは…→
阪急電鉄が始めたから。
でも今は 両側に立つのが当たり前~。
え? 阪急?
そう。
阪急に 一番最初に
エスカレーター出来たんや? そしたら。
いや 知らん 分からん ごめん。
大きな独り言!
みんなが急に ワーッて注目したから
怖なってもうて。
はい。
(土田)あっ 斗鬼先生。
ありがと。
下りもありまっせ。
詳しく教えて下さるのは
エスカレーターの歴史をはじめ→
地域の文化や 習慣を
研究している…
これは 実は…
今では エスカレーターに乗る時→
両側に乗ることになっているにも
かかわらず→
東京では 左に
大阪では 右に並ぶ習慣が→
なかなか 直りません。
…と その前に→
そもそも エスカレーターは
いつ 誕生したのでしょうか?
(斗鬼)万博には 電気で動く→
2台のエスカレーターが出品されまして→
これが きっかけで
エスカレーターが→
普及していった
というふうに言われています。
そして…
上野公園で開催された東京大正博覧会 この時に→
お披露目されました。→
実は…
そこで 10銭
払わなきゃいけなかったんですね。
当時 銀座のカフェでも
コーヒーが 1杯5銭でしたから→
飛び上がるほど 高かったんです。
その 同じ年には 「日本橋三越本店」の前身「三越呉服店」に→
常設のエスカレーターが登場。
1914年新館の建設にあたり…
そうですね だから…