2020/02/15(土) 19:30〜20:15 ブラタモリ「三陸リアス〜鉄道がつないだ三陸の夢とは?〜」[解][字]


駅の近くで探ってみましょう!
こんにちは~。
こんにちは!
こんにちは。
こんにちは どうも。ここで漁師をやっています 佐々木です。
(一同)よろしくお願いします。

お~。おお~!
立派ですね!
あったんだね。(佐々木)そうなんですよ。
ああ そうですか。
へえ~。
そう。 駅名が変更されたのは→
おいしいホタテを全国にアピールするためだったんです。
(佐々木)是非 特産のホタテを→
召し上がって頂きたいのですが。あっ。あ~!
下の方を持つ感じで
召し上がって頂ければと思います。
ありがとうございます。
いただきます。
いただきます。
ん!
(佐々木)そうなんですよ。
う~ん!
あっ そうですか。
はい。 しょうゆも何もつけてない。→
そのままの天然の味なんですけど。
すごい味濃い。
(佐々木)わき出るジュースで
そのままグツグツ焼くだけで→
この味になるっていう。


甘い。
おいしい。
(笑い声)
恋し浜のホタテは
かつて築地で一番の値を付けたことも。
その味のPRに
鉄道が一役買っていたんです。
そして もちろん 毎日の暮らしでも
鉄道は住民を支えています。
(佐々木)
私なんかは もう 高校時代から使わせて頂いてまして…
わあ~!
昔 そうだったって話してたんですよ。
(佐々木)そのまんまです。
(佐々木)そういう感じになっちゃうので。あとは もう今になってみると…
人と鉄道がともに生きる
穏やかな三陸の暮らし。
しかし あの日が 突然やって来ます。
やっぱり この津波とか震災で被害はありましたか?
(佐々木)ありましたね。 まあ ホタテ…。
全滅ですか?
(佐々木)あとは海岸の方から…
それこそ…
(佐々木)こっちにしてみれば
何年もかけてられない。
いち早い復興が必要だということで
もう僅か…
えっ! あ そうですか。
最初の やっぱり ホタテができた時は…。
もう すごい もう… 何ていうのかな

そうですね 感動でしてね→
もう感無量というか もう みんなで…。
(警笛)ようこそ!
震災の2年後 恋し浜駅が営業を再開。
おいしい!
恋し浜の人たちは この日→
乗客にホタテを振る舞いました。
鉄道に支えられてきた
感謝の気持ちを込めて。
(笑い声)
行きましょう 行きましょう。探ってみたいです。
震災を乗り越えて復活したホタテ。
数多くのファンを集めた味の秘密はどこにあるんでしょう?
タモリさんは谷を下りて
漁港にやって来ました。
防潮堤です。
震災のあとに?(佐藤)そうです。
うん… ここで?
はい。
この高さ?
はい。→
で あちらの方に 駆け上がる。
うん…。ドワーッと こう。
駆け上がれますね。
恐ろしかったでしょうね。
で この向こうが もう海ですか。
あっ 海だな。(佐藤)そうなんです。
あっ。
(佐藤)このね 防潮堤の厚さ。あっ。
これ閉まるわけですね。

はい。
こちら側が水門で 門扉です。
あれを見れば…。 前の防潮堤。
あれが 黒いとこが前の防潮堤?
あぁ 簡単に越えちゃったんだね。
これほど大きな津波となるのは
リアス海岸の地形が関係しています。
広い海から 狭い入り江に
波が押し寄せると→
奥に行けば行くほど威力が増し