2020/05/04(月) 10:10〜10:55 ガッテン! 選「そのセキ“大人ぜんそく”かも!世界も驚く治療法大発見SP」[解][字]
それからウイルスなど…
私たちの体が自ら行う
生体の防御反応の一つです。
それが 「せき」です。
(大島)なるほど。
さて 出すという行為が せきだとすると…
えぇ~?
肺に空気が入り過ぎて
その空気を出すんだ。
ちょっと 人より肺が小さいから→
ため込めない。ポンプが小さいっていうんですか 肺の。
肺の小さい人が
わりと ぜんそく持ちに…。
(笑い)
うそ~。
いや でも…
(土田)気管支だよね。肺までいかないと思う。
気管支というのは
ここまでのことを いうんですか?
ここから こう枝分かれしていく
こういうところが 気管支です。
(大島)それが気管支なんだ。
実際の映像が こちら。
枝分かれした気管支の数は
100万本以上。
一番細いものの直径は 僅か0.3ミリ。
私たちが吸い込んだ空気はこの細い管の中を通っていくんですね。
ちなみに せきをすると…。
(せき)
気管支一本一本が
ギュッと収縮するんです。
では このつらい せきが止まらない
ぜんそくとは→
一体どんな状態なんでしょう。
ぜんそくというのはこの気管支などに起こる炎症をいいます。
(土田)炎症?
(眞鍋)炎症なんだ。
ここに炎症が起きたことを ぜんそく。
(大島 土田)へえ~。
ぜんそくで せきが出たりするのは
ここに炎症があると→
すごく過敏な状態になるんです。
そうすると 別に体に害のないもの入っても全然かまわないものでも→
追い出そう 追い出そうと。
(土田)出そう 出そうとする。
過敏に反応してしまったりするので→
それが せきだったり それから「ゼェゼェ」という 喘鳴だったり→
あるいは 呼吸困難であったり
という結果になるんです。
せきが続く期間が 一応…?
3週間。3週間続いたら?
(眞鍋)いや~ だから 確かに…
(大島)はぁ~ 苦しそう。つらいでしょうね。
仕事中とか
ほんと仕事にならなかったです。
スタジオで もうずっと「はっ はっ はっ」
みたいな感じなんで。分かる 分かる。
そんな音が出ちゃうんですね
呼吸にも 「ゼェゼェ」。
呼吸にも なんか…。
とめどなく出続けるのがうん やっぱり一番つらいですね。
う~ん ぜんそく つらそうですね。
でも なんで眞鍋さんのように→
大人になってから ぜんそくに
なってしまう人がいるんでしょうか。
そう…
気付いたら ぜんそくになっていたという人がたくさん。
他にも…
更には ストレスが原因になることも。
これじゃあ…
ひと事ではないってことなんですね。
へえ~!
へえ~!
ひょっとすると 「え~!」と
思うかもしれませんけど→
見て下さい。 小児ぜんそくと
大人ぜんそくの この違いですけども。
「ぜんそくが治る確率」。
これはですね 「寛解率」といいまして→
症状が一時的 あるいは永続的に
出なくなる確率のことです。
小児ぜんそくの場合は→
最大で65%。(大島)…が治る?
治る。
(土田)治る人いるもんな。
普通に運動もできるようになりましたし…
よかった。 そうなんだ。
じゃあ 大人が治る確率が…。
(眞鍋)えぇ~!最大で20%。
(大島)え~…。
(眞鍋)20%…?
(大島)なんで治んないんだろう。
これが今日のテーマです。
小児ぜんそくは
65% 治る確率を持っている。
ところが きちんと
ものが分かるようになった大人が→
自分のことなのに…
治る確率が 20%しかないって→
これは 何なんだろう? っていう…