いや なんかね これな気がするんです。
…だったんじゃないかなと思って。
高田さんを例にあげると…。あげると なんか→
ゲホゲホッて
苦しい時に吸ってましたけど→
なんか 私 急性でなった時に
先生に言われたのは…
1日に 1回か2回だか なんか…
(眞鍋)ある一定期間。はぁ はぁ はぁ はぁ。
一応 完全に治るまでは
使わなきゃいけなかったような気がする。
さすがにね すばらしいですよね。
ほんとに すばらしいです。 もう…。
いや もう… もういいです。 それは…。
(笑い)
これは…。
いいんですけど。(笑い)
いやいや ほんとに
確かにすばらしいです。
高田さんの日誌で説明して 何が… ねえ。
(大島)えぇ~?では 高田さんが…。
(大島)ほんとだ。
救急車で運ばれる前に…。
もう この… これの向きのことは
もう忘れましょう。(笑い)
はい。 いって下さい。
救急車で運ばれる前の高田さんの1週間→
どんなふうに発作が起きたかを
記録しておられたものを再現しました。
月曜日の朝9時 発作が起きました。
薬 使いました。
水曜日 夜9時 発作起きました。
薬 使いました。
金曜日 午後 発作起きました。
薬 使いました。
さあ それでは ご覧頂きましょう。
薬の注意書きを…。薬の中に注意書きがよく入ってますよね。
その 薬の使用説明書を
これから皆様にお見せします。どうぞ。
(土田)えぇ~!
(大島)え~ ほんと!?(眞鍋)毎日…。
そうなんですって。
定期的に。へえ~。
そして この薬の他に…
(大島)同じじゃない?さあ 同じ形をしておりますが…
というわけで…
ぜんそくの吸入薬の歴史が 丸分かりじゃ。
始まりの一つとされるのが 今から…
ぜんそくの発作が起きると古代人たちが持ち出したのは→
ハーブの一種。
いぶして立ち上った煙を吸入すると→
狭くなった気管支が広がって
呼吸が楽になったんだそうな。
そこから
ドーンと時代はとんで…
人類は…
…とも言うべきものを手に入れます。
それが…
わざわざ病院に行かずとも→
どこでも吸入治療を
受けられるようになったのです。
説明書を見てみると…。
…の文字が。つまり これは…
一時的に気管支を広げて
呼吸を楽にするための薬。
患者さんたちの
大きな助けになりましたが→
しばらくすると
また発作が繰り返されるため→
根本治療には至りませんでした。
ところが1990年代に更なる転機が!
気管支の中を
詳しく調べられるようになったんです。
ぜんそくの人の気管支を見てみると
そこに広がっていたのは…
つまり ぜんそくとは
気管支の中に慢性的な炎症が起き→
それが原因で発作を繰り返す
病気であることが→
初めて分かったのです。
そこで新たに開発されたのが そう…
説明書を見てみると…。
つまり こちらは 毎日吸入することで→
気管支の炎症を抑え 発作自体を
起こしにくくするための薬だったんです。
「発作時用」と「毎日用」。
見た目は似ていますが→
吸入器には 全く異なる2つのタイプが
存在していたんですね。
ということは 高田さんは
何を どう使ってたっていうことですか?
高田さんは 実は→
持ち歩いていたのは こっちの薬だけで。
(眞鍋)えっ?
(土田)やめてた?
高田さんは 本当は
こうしないといけなかったんです。
毎日 薬…。
あ~ なるほど。
さあ ということで このガイドラインの