もう一度 項目をご覧下さい。
ぜんそく患者の70 80… この%が→
正しく吸入器を使えていないというのは→
吸入器の向きでもなければ…→
ベランダで吸え ということでもなくて→
要は 先生は ちゃんと多分
言ったんでしょう。
さっき言ってくれた…。 そして…
…と言われてそれは 聞いてたんでしょうけども→
高田さんは あるいは人間は…→
だって これで見ると「人間は」ですよね。
…生き物なんだろうな
ということなんでございますが→
それを これから
専門家の先生をお呼びしております。
藤田医科大学 ばんたね病院で→
呼吸器がご専門の堀口高彦先生です。ようこそ!(拍手)
どうもどうも
ようこそいらっしゃいました。(拍手)
これ 2種類もらって 今 このボードで
高田さん ご協力頂いて 教えて頂いた→
高田さんに限らず 人間って
こういうもんだなと思うのは…
どうしても やっぱり…
(堀口)そうなんですね。 ですから…
…というのが 基本であります。
ああ 確かに。
特に症状の重い人以外は 基本的に
毎日用だけが処方されています。
でも なぜ多くの患者さんたちは
毎日使うべき薬をやめてしまうのか?
そこで 医師たちが行ったのが…。
ぜんそく患者の真の姿をあぶり出すべく対象にしたのは 無作為に選んだ患者さん。
「ぜんそくの方はいませんか?」と
電話をかけ続け…。
…を集めたんです。
すご~い。なんで1万8,000ちょっとでやめちゃったんですかね。
2万までいけば…。
(笑い)
もう400人集まったからです。
十分だってことですね。
はい それで その結果は
どうなりましたでしょう?
はい 400人のぜんそく患者の生の声です。
結果です。
(大島)えっ…。
(土田)えぇ~!
(大島)
1か月も…?そうなんです。
先生たちは 「じゃあ なぜですか?
なぜ使わないのですか?」→
という質問もされました。
はい 結果です。
「症状がなくなった」
つまり せきは あまり出なくなった。
「あ~ ありがたい ありがたい。
効いた 効いた」っちゅう話と→
「発作がもう治まった」 発作が
出なくなったから もういいだろうという。
これで もう使ってないと。
実際に 取材した患者さんたちも…。
症状が治まると つい自己判断で
薬をやめちゃう人が多いみたい。
でも 吸入の治療を続けることが
いかに大事か→
その証拠をご覧に入れましょう。
こちら ぜんそくの症状が落ち着いても毎日 吸入を続けている患者さん。
やってもらったのは 息の成分から…
結果は 30。 合格です。
一方 こちらは
毎日の吸入はやめてしまい→
症状が出た時だけ
吸入しているという患者さん。
検査をしてみると…。
高い数値が出ました。
つまり 今は たまたま
症状が出ていないだけで→
いつ また発作が起こっても
おかしくないってこと。
しかも この状態を放置して
発作を繰り返していると→
将来とんでもないことになる可能性が!
一体どういうことなのか?
こちらは 健康なマウスの気管支の画像。
黒く囲った部分が 空気の通り道です。
一方 ぜんそくの発作を繰り返した
マウスは→
壁が分厚くなって
空気がほとんど通れません。
こうなると普通に呼吸ができず
完全に元に戻すことはできません。
じゃあ こうならないために
一体いつまで吸入を続ければいいの?
症状がなければ 薬はやめておきたいな
っていうのは 確かにありますよね。
そうですね。 ただ…
それと一緒でですね…
基本的には
気道が炎症を起こしていますので→
気道が ただれてるわけですね 赤く。