2020/05/04(月) 16:40〜18:30 スーパーJチャンネル[字]


前提としながらの、いつもの仕事
毎日の暮らし。
緊急事態のその先にある出口に向かって
皆さんとともに、一歩一歩
前進していきたいと考えております。
その観点から本日
日常生活において
留意すべき基本的なポイントを
専門家の皆様から
お示しいただきました。


密閉、密集、密接。
3つの密を生活のあらゆる場面で
できる限り避けていく。
このウイルスの特徴を踏まえ
正しく恐れながら
日常の生活を取り戻していく。
専門家の皆様が策定した新しい生活様式は
その指針となるものです。
子どもたちには長期にわたって
学校が休みとなり
友達とも会えない
外で十分に遊べない。
いろいろと辛抱してもらっています。
心から感謝いたします。
また、お父さんやお母さんやご家族の皆様には
大変なご負担を
おかけしています。
先週、文部科学省から

分散登校など
新たな指針をお示ししました。
段階的であっても子どもたちの学校生活を
取り戻していく。
学校においても、新たな日常を作る取り組みを進めます。
経済活動においても
新たな日常を作り上げます。
さまざまな商店や
レストランの営業
文化施設、比較的小規模な
イベントの開催などは
新しい生活様式を参考に

人と人との距離をとるなど
感染防止策を十分に
講じていただいたうえで
実施していただきたいと
考えています。
今後2週間をめどに
業態ごとに
専門家の皆様にも
ご協力をいただきながら
自助活動を
本格化していただくための
より詳細な
感染予防策のガイドラインを
策定してまいります。
ただし3つの密が濃厚な形で重なる
夜の繁華街における
接待を伴う飲食店
ライブハウスなど
これまで集団感染が
確認された場所へ出かけることは
引き続き自粛をお願いすることとなると
考えます。
他方で外出、それ自体が悪いわけではありません。
人との距離を十分に保ち
マスクを着用する
そうした予防対策を講じながら
外出できる。
そうした日常を専門家の皆様の
アドバイスのもとに
取り戻してまいります。

もう一度申し上げますと外出それ自体は
全く悪いわけではない
ということであります。
3つの密を避けることを大前提に
新たな日常を国民の皆様とともに
作り上げていく。
5月は、その出口に向かって真っすぐに進んでいく
1か月です。
同時に次なる流行の恐れにもしっかり備えていきます。
その守りを固めるための
1か月でもあります。
各地で
医師会の皆さんの協力も得て
PCRセンターを整備するなど
検査体制を更に拡充していきます。
地域の感染対策の砦である
保健所の皆さんの
負担軽減、体制強化にも
更に取り組みます。
感染が判明した方々には
宿泊施設での療養や医療機関での入院など
病状に応じた適切な対応が
スムーズに行われるよう
自治体ごとの体制構築を
支援していきます。
ガウンや高性能マスクなどの
医療防護具についても国内での増産や輸入を
一層強化します。
そして最前線の医療現場に国が直接届ける取り組みを
もっと充実していきます。