2020/05/04(月) 16:40〜18:30 スーパーJチャンネル[字]


介護施設などの感染予防も一層強化しなければなりません。
更には有効な治療薬
有効な治療法の確立に向かって
この1か月
一気に加速していきます。
日米で共同支援を進めていた
レムデシビルについて
米国で使用が承認されました。
そして本日、我が国においても特例承認を求める
申請がありました。
速やかに承認手続きを進めます。
我が国で開発された
アビガンについても
すでに3000例近い
投与が行われ
臨床試験が着実に進んでいます。
こうしたデータも踏まえながら有効性が確認されれば
医師の処方のもと使えるよう
薬事承認をしていきたい。
今月中の承認を目指したいと
考えています。
あらゆる手を尽くして
次なる流行に
万全の備えを固めていく
そのための1か月にしなければならないと考えています。
感染の恐れを感じながら
さまざまな行動制約のもとでの
生活は
緊張を強いられるものです。
目に見えないウイルスに



強い恐怖を感じる。
これは、私も皆さんと同じです。
しかし、そうした不安な気持ちがほかの人への差別や
誰かを排斥しようとする行動に
つながることを強く恐れます。
それはウイルスよりも
もっと大きな悪影響を
私たちの社会に与えかねません。
誰にでも感染リスクはあります。
ですから、感染者やその家族に
偏見を持つのではなく
どうか支え合いの気持ちを
持っていただきたいと思います。
各地の病院で
集団感染が発生している状況を
大変、憂慮しています。
しかし、医師、看護師、看護助手
そして、病院スタッフの皆様は
そのような感染リスクと
背中合わせの厳しい環境のもとで
強い使命感を持って今この瞬間も
頑張ってくださっています。
全ては私たちの命を救うためであります。
医療従事者や
その家族の皆さんへの差別など
決してあってはならない。
ともに心からの敬意を表したいと思います。
緊急事態のもとでも
スーパーや薬局で
働いている皆さん

物流を支えている皆さん
介護施設や
保育所の職員の方々など
社会や生活を
さまざまな場所で
支えてくださっている皆さん。
そうした皆さんがいて私たちの暮らしが
成り立っています。
改めて、心から感謝申し上げます。
私たちの暮らしを
支えてくださっている皆さんへの
敬意や感謝。
ほかの人たちへの支えあいの気持ち。
そうした思いやりの気持ち。
人と人との絆の力があれば目に見えないウイルスへの恐怖や
不安な気持ちに
必ずや打ち勝つことができる。
私は、そう信じています。
今年は大型連休中も不要不急の外出を避け
自宅での時間を
過ごしてくださっている皆さんに
改めて衷心より
御礼を申し上げます。
友人同士の
オンラインでの交流など
インターネットやSNSを使って
人と人との絆を深め
自宅での時間を楽しもうという
方々がいらっしゃることに
大変勇気づけられます。

前向きな皆様の存在が緊急事態を乗り越える
大きな力となっています。
例年、ゴールデンウィークには実家に帰省するなど
家族で旅行していた皆さんも
多いと思いますが
今年は、オンライン帰省などの
お願いなどをしております。
そうすることで皆さんの
そして愛する家族の命を
守ることができます。