ねえねえ 岡村~。
ここは…藤原紀香さんからで どうでしょう。
そうねえ。 うん。
のり姉は…
あるねえ うん。 じゃあ…
うん そうね。
あの渦巻きってさ
実は なにかの形なんだけど…
えっ!?
(藤原)目が回る…。目が回る。
なにかが回ってる。
何が回ってる?
地球!
地球が…→
地球は回っているが
そんなに ぐるぐる巻く?
ズバリ なんの形!
なに? なに? なに? なに?
渋いの知ってますねえ!
今こそ 全ての日本国民に問います。
アウトドアで 蚊に刺して下さいと
言わんばかりに楽しんでいる→
皆さんに聞いてみると…。
蚊取り線香の渦巻きがなんの形なのかも知らずに→
「刺されたら 爪でバッテンつけると→
かゆくなくなるよ」とか→
「私 蚊には よくモテるのよね~」とか
なんの根拠もないことを言いながら→
毎年 毎年 蚊に刺されている
日本人の なんと多いことか。
へえ~!
しかし チコちゃんは知っています。
蚊取り線香の渦巻きの形は…→
とぐろを巻いた ヘビ~!
ヘビが ぐるぐるで
ございますよ。
なんで?
はい。
やかましわ。
詳しく教えて下さるのは→
世界で初めて
蚊取り線香を発明した方の ひ孫で…
私のひいおじいさんで 創業者の
上山英一郎が発明した…
蚊に刺されることで
命の危険もある…
蚊が 一番危ないからな。
こちらが 1890年 発売当初の棒状の蚊取り線香。
でも そもそも…
(上山)その原料は シロバナムシヨケギクという植物なんです。
この花は 「除虫菊」とも呼ばれ…
その結果…
きたか。
TKG。
ややこしい。
(蚊の飛ぶ音)
ああっ! あ~!
あ~ かゆっ! あ~!
どうしたん?
大きな声 出して。
うっかり寝てしもうたら
蚊取り線香 終わってもうたわ。
長もちしたら
夜も ゆ~っくり眠れるのに…。
英一郎が発明した
棒状の蚊取り線香は→
長さ20cm→
燃え尽きるまでの時間は40分でした。
しかも 煙が細いため
一度に3本使わないと→
効果が出なかったのです。
ゆっくり 長~く燃えてくれたらええのに…。
そこで英一郎は どうすれば
蚊取り線香が長もちするのか→
材料の配合や 太さを変えるなど
試行錯誤を重ねます。
なんか ええ方法はないんかなあ…。
(ゆき)あ~!
なんや!
あんた これ見て!どないした?
ヘビが! ヘビが!
ああっ かまれたんか!?いえ…→
とぐろを巻いています。
へ?→
そりゃヘビやから とぐろも巻くやろ。
そうやなくて線香を あの形にしたら…。
何を言うてんねん 線香をヘビの形にって
アホも休み休み…→
あ~! ホンマや!
長いもんは巻いてしまえばええのんか!
こうして…
そして試行錯誤の末 思いついたのが…。
これや!→
なあ ゆき! これ 見てみい!
あ? あ~…。
(英一郎)これやったら 形もそろうしぎょうさん作れる。
(ゆき)どないなってますの? これ。
線香の材料を 2本いっぺんにこうして巻いていったら…→
ヘッヘッヘッ ほら!
ページ: 1 2