♪♪~
♪♪「泣いて 生まれて 響く命」
♪♪「きっと嬉しくて 笑っているんだ」
♪♪「僕らはきっと 出逢うでしょう」
♪♪「手を引き 背を押し 出逢うでしょう」
♪♪「きっといつか今日の日も意味を持って ほら」
♪♪「耳をすませば」
♪♪「星の見えない日々を 超えるたびに」
♪♪「互い照らすその意味を
知るのでしょう」
♪♪「愛する人よ」
♪♪「親愛なる友よ」
♪♪「遠くまで 響くはエール」
(裕一)アキラ君。(アキラ)はい。
どうして 華なんだ?
華さんを 病院で ずっと見てきました。
彼女は いつも 誰に対しても
優しく 誠実でした。→
頑張ることが てれくさくて苦手な
私さえも→
華さんが そばにいると 素直になれます。
努力家で 裏表のない人柄は掛けがえのない宝物です。
華は? なぜ アキラ君なんだ?
(華)私 人の気持ちを大切にし過ぎることがあるんだ。→
渉さんの時も いつも そうだった。
それで 重いって… なる。
アキラ君は この調子だから
それを飛び越えてくるの。
自然でいられるの。
(音)裕一さん。うん。
(せきばらい)
アキラさん 華を幸せにすると誓って!
あっ…。
私は華さんを一生 幸せにすると誓います!
華!
はい!
私は アキラさんを
一生 幸せにすると誓います!
よし!
懐かしいね~。
アキラ君… 華のこと よろしく頼みます。
はい!
華…。
幸せになれよ。
はい。
♪♪~
離れなさい。
あ…。はい。
♪♪~
お母さん…。
♪♪~
華は 幸せになれそうです。
♪♪~
(保)出来てるね~。(恵)うん 美しい!
華さん 何かあったら すぐ言ってこいよ。
アキラに 一発やってやっから。
(根来)ご来賓の皆様 お席にお着き下さい。
(根来)正直 デビュー前に所帯持ちのボーカルって→
人気の面で少々不安ですが→
華さんに会って 納得です。
俺らは 音楽で勝負します。
アキラ おめでとう!
(拍手)
(根来)ワン ツー… ワン ツー!
♪♪~
♪♪「しけた話なら おとといにしろよ」
♪♪「熱いフロアから ビートを響かせ」
♪♪「イカしたあの子は洒落たステップに夢中」
♪♪「朝まで踊ろよ
Shake shake shake! Shake it,baby」
♪♪「全部忘れて 踊り明かそう」
♪♪~
♪♪「皮肉屋気取った スカした奴らも」
♪♪「かかとを鳴らすぜ ビートに合わせて」
♪♪「ブルーなあの子の
頬が薔薇色に染まれば」
♪♪「気分は最高
Shake shake shake! Shake it,baby」
♪♪「なりふり構わず 踊り明かそう」
♪♪~
(拍手)
ありがとうございます。
それでは ここで華さんのお父さん
裕一さんに ひと言 頂きましょう。
え~…。
華は うちの寝室で生まれました。
音 頑張れ…。
ああ~!
妻の音の 「ギャ~!」という絶叫のあと…。
≪(産声)小さな泣き声が聞こえてきました。
うれしくて いとおしくて→
初めて抱いた 手の感触は今でも鮮明に覚えてます。
あの日から今日まで
本当に あっという間でした。
親として 娘が旅立つ この日を
心待ちにしなきゃいけないはずなのに…。
たまらなく寂しい。
父さんは 華が娘で幸せでした。
ありがとう 華。
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