有名な書き出しには→
ロンドンでの苦しい経験が
込められているといいます。
ロンドンで味わった ブルーな過去。
それは 作家・夏目漱石誕生の原動力となっていたのです。
高いところにいたから やっぱ
より挫折感が強かったでしょうね。
ギャップがね。
こう やっぱ井の中の蛙だったというかね。
だから 出ちゃ駄目なんですね 大海にね。
ねえ。 さて 漱石はよほど ロンドン生活がつらかったのか→
日記に 数々のグチを書き残しています。
街で見かけた イギリス人の顔についてひと言。
そう見えてくるんだろうな。
イギリスの名物 ティー・パーティに参加すると…。
そう言われたら
そういうふうに見えてくるな。
何か この優雅なパーティが。
いや でもねこれは ちょっと分かりますね。
僕も 若手の時に
全く テレビに出られなくて→
とにかく 周りの売れてる人たちの
悪口 ずっと言ってましたね。
売れていない芸人同士で。
同世代の売れてる人たちがやってる番組をわざわざ見て→
面白くないとか 12点とか
言ったりするんですよ。
低いですね 12点は。
だから こうなっちゃう気持ちはすごく分かりますね。
僕も こういうところあるんで。
漱石は 自分の見た目にも→
悩みを持っていた
ということですけれども→
バカリズムさん いかがですか?
僕は もう ほんとに漱石さんと一緒で→
もう ちっちゃい頃から
ずっと 背が低くて→
学校で書く 七夕の短冊という短冊に→
「背がのびますように」って書いてましたもん。
それぐらい
やっぱりね ばかにされるし→
だから 僕も ほんとに
背が高い人に対しては→
逆に ばかにしてる気持ちは
持つようになりましたね。
逆にですか?
うん。 だって 同じ性能だったら→
ちっちゃい方が優秀だろうっていう
僕の持論。
うん スペース取らないし。
なるほど。
燃費がいいわけじゃないですか。
今 いろんな機械とかは全部 どんどん小型化されていく中で→
背がでかいって どうなの?
みたいな。
非常に ものの考え方としては
いいですね。
うん。
自分の見た目に悩んでいた歴史上の人物は 他にもいます。
こちら
哲学者のソクラテスです。
彼は 何かに似ていると
言われていたんですが…。
何かに似ている?
ぱっと見 何か握り拳みたいな顔 してますよね。
何だろう?
では 正解にまいりましょう。こちらです。
シビレエイです。
よく探したな 例える人も。
♪♪~
すげえ。
続いては…
歴代で 最も偉大とも言われる…
アメリカを二分した内戦
南北戦争。
その さなか
人々に団結を訴え→
国をひとつに まとめようとしたのが→
リンカーンでした。
庶民的な人柄と
類いまれな演説力で→
多くの人から愛された リンカーン。
そんな彼にもブルーな時代がありました。
大統領になる前
リンカーンが暮らしていた…
貧しい家に生まれ→
独学で司法試験に合格した リンカーン。
この地で 弱者を助ける弁護士として
活躍していました。
弁護士だったんだ もともと。
このころのリンカーンはある悩みを抱えていました。
街で開かれたパーティーに
参加した時のこと。
やあ 娘さんたち。
怖い怖い怖い。
君たちの服は清潔だね。
女性たちの反応が いまいちです。
話しかけ方が よくないよ。
リンカーンはパーティーではありえない→
TPO無視の