2020/11/24(火) 15:08〜15:55 挫折秘話ブルーヒストリア[字][再]


なってなかったでしょうね。
ねえ。
だから 最初に何でね→
リンカーンを いいと思ったんでしょうね。

そこを知りたいですよね。
何かあったんでしょうね。
あれだけ 大統領の妻になるということを強く思ってた人が→
好きになるわけだから。
バカリズムさんは この恋愛における 挫折の経験というのは→
どんなことがありますか?


僕は 高校がやっぱり 田舎の方の男子校だったんで→
ほんとに 女子生徒との交流も
女性との交流が 全くないんですよ。
通学電車で ちらっと見かけるぐらいで。
あとは 男子校なんだけど隣の敷地に 女子校があったんですね。
あっ うわ~…。
で 窓から→
もう ほんとに あの
ちっちゃ~い女子高生が見えるんですよ。
授業中も 休み時間も
僕 もう ず~っと→
その 200m先の ちっちゃい
チラチラ動く 女子生徒を ずっと見てて。
翌年 身体測定で
視力 上がってましたね。
サバンナで シマウマを
ずっと見てるみたいな状態だったから。
マサイ族のような。
そうっすね。
さて 恋愛に悩んでいた歴史上の人物
他にもいます。
ドイツの哲学者 ニーチェ。
なんと 30代になるまで 恋愛の経験がほとんど ありませんでした。
31歳の時
ある女性と→
4時間 散歩をします。
すると うぶなニーチェは舞い上がり→
結婚を申し込みますが
断られてしまいます。
そっか…。

たくさん話していけるって思ったんでしょうけどね→
早く帰りたかったでしょうね。
その後も 別の女性にアタックするもフラれ続けたニーチェ。
しかし
失恋の絶望のさなか→
僅か10日間で→
「神は死んだ」の一節で有名な→
「ツァラトゥストラは
かく語りき」を→
執筆しました。
こんだけ フラれてたらね→
俺も多分 「神は死んだ」って
書いちゃうかもしんないですよ。
続いては 私たちが
毎日のように 目にしている この人。
千円札の肖像にも
なっている…
細菌学者として
感染症の研究に身をささげた 野口。
逆境をはねのけ
大成した人物として知られ→
日本で一番 伝記の数が多いと
言われています。
あっ 読んだことあるな
俺も。
その物語が こちら。
貧乏な農家に生まれた 野口。
有名なエピソードですよね。
3歳の時 いろりの火で左手に大やけどを負い→
指が動かなくなってしまいます。

その左手を治してくれた医学の力に感動し→
医者を目指す
決意をします。
先生ったら~ 飲んで下さい。
あれ?しかし 野口には→
伝記には描かれない
人間らしい一面がありました。
もっともっと
もっともっと!
飲む?
お金を手にするとすぐに 使い切ってしまう…
おお~ いい飲みっぷりです!
(汽笛)
神童と評されるほど
勉強ができた 野口青年。
医者になるため 上京します。
しかし 家が貧しく 生活費や学費を出す余裕はありませんでした。
そこで頼ったのが
東京にいた 知り合いの歯科医…
(野口)勉強を続けたいのですが
無一文に なってしまいました…。
分かった。 そんなに困ってるなら
ここに住めばいい。
置いて頂けるんですか!?
(血脇)ああ。
もう一つ
ドイツ語も習いたいんです。
分かった 何とかしてみる。
野口が 血脇にあてた手紙。
あっ 残ってるんだ。