2020/12/07(月) 16:40〜18:45 スーパーJチャンネル[字]
2つ目の疑問としては
具体的に、どのようにしたら
ワクチンを我々は接種できるか。
おおまかな流れがこちらです。
皆さんお住まいの地方自治体から通知がきます。
通知がきて
そこに指定されている
指定の医療機関に行き
そこで接種することになります。
ちなみにこの医療機関は
事後、費用を請求できます。
国がこれを負担するということに
なっています。
ところで皆さん、近い将来
この通知を受けるとします。実際に受けますかという点ですが
実は、アンケートがあって
新型コロナワクチンが
無料の場合、接種したいですかと
民間会社が聞いたところ
すぐに接種したいと答えた方が
13.2%。
一番多かったのは様子を見てから
接種したいという方が半分以上55%。
以下、あまり接種したくない
15.4%
絶対に接種したくないという方も
6.1%
いらっしゃいました。
すぐには接種したくないと
考えた方の、主な理由として
上位に挙がってきたのが接種したあとの副反応が
怖いからと。
いわゆる副作用ですね。
そして、効果があるか
疑わしいからと
こういった声が聞かれました。
この気になる新しいワクチンの副反応ですが
実は実際、あるということが
これまでの治験から
分かっています。
こちらは日本政府厚生労働省のホームページにある
実際の副反応の例
海外の治験で
接種部位の痛み
頭痛、倦怠感、そして筋肉痛など
いわば有害な事象が
これまであったことが
論文などで発表もされています。
ここまでお聞きになって皆さんは受けようという
お気持ちになるでしょうか。
最後はこのワクチンと我々はどう向き合ったらいいのか。
こちら
専門家の方に伺いました。
日本医科大学の
北村義浩特任教授。
本来、このように病気の怖さと
副反応はどっちのほうが実際なった場合リスクがあるか
これを、まさに天秤にかけて
それで接種するかどうかを
判断するんですけども
現在、新型コロナの場合
この天秤にかける材料が
まだそろっていない段階。
普通は5年から10年かかる
ワクチンというのが1年以内に
できたわけですから
まだ材料がありません。
すでに接種が始まっている
海外の先行例などを参考にしながら
国や個人がこれを
判断していくべきだというふうに
北村先生はおっしゃっています。
渡辺さん
医療の専門家も最後は
個々人でということのようです。
渡辺≫今の時点で言いますと
私も正直に言えば
様子を見てから
接種したいという
さっき、55%あった
その中の1人なんですが。
慎重になるのは
当然だと思うんです。
接種する以上は安全性と有効性を
きちんと理解してから打ちたいし。
そうじゃないと
今のインフルエンザワクチンと
同じレベルでは、まだ
受け止められないというのが
正直な自分自身の感想です。
こういう時に必要なのは情報だと思うんです。
いい情報と良くない情報
副反応もそうです。
具体的に、どういう状況に
なったのかという
そういう情報が、不信感というか
心配感というものを下げてくれる理由になると
思うんですよ。
幸い、北村先生がおっしゃっているように
先行している国が