2020/12/07(月) 20:00〜20:55 よしもと新喜劇「須知井留さんと二人の幽霊」[字]
わしは 死ぬときはなちゃんと家の中で→
家族にみとられて
静かに ほほ笑みながら→
そして
その布団の上で焼かれたい。
(吉田)家まで燃えるやん!
それは だめでしょ。
お父ちゃん
私 やけどせんように気ぃつける。
(吉田)やろうとすな!
あほなこと言わんと→
油 買いに行こ。
(吉田)やめてくださいよ!→
オーナー 危ないですから。
山火事になるぞ おい。
(吉田)ほんま そうですよ。
≪[TEL]
(島田)ああ~ うちの電話やな。ああ~ そっか→
大切ななぁ 取引先から電話があるんやったんや。
取引先って 「アデランス」か?
違うよ!
何言うとんねん!
早く 電話 出ろ このやろう。
(吉田)もういいじゃないですか。(清水)でも ええよな→
戻れる場所があるっていうのはな。
(松浦)羨ましいなぁ。
(清水)なあ ほんま。
しかし
ふに落ちないことがあるんだがな。
なぜ
その幽霊二人は 10年間も→
成仏できずに
この世 さまよってんだよ。
あっ ほんまですね。 あの~
それは 一体 なんでなんですか?
(清水)なんかね 成仏するには
2つの条件がいるみたいなんです。
(松浦)その条件が整わないと
だから 成仏できないって→
言われてるんです。
あの~ すみません→
成仏するには
2つの条件がいるらしくて→
それが整わないと
成仏できないんですって。
で 条件っていうのは何なんだ?(清水)それが 僕たちにも→
よく分からないんですけどもたぶん 1つは→
僕たちの遺体を
見つけていただくのが→
条件じゃないかなと。(吉田)なるほど。 たぶん 1つは→
遺体を見つけることちゃうかって言ってます。
いや 遺体を見つけるにも滝つぼの底だぜ おい。
これは かなり難しいぞ。いや まあ まあ ねえ。
♪♪~
(入澤)あっ どうも~ すみません。→
私たち テレビ吉本の者でしてロケの撮影の前に→
この付近の方々に挨拶して回ってるんですよ。
(吉田)あっ そうですか。
で なんていう番組だ?
「滝つぼの水ぜんぶ抜く」です。
(吉田)おい まじかい!
(吉田)ええ~? このタイミング?チャンスですやんか!
すげぇ偶然だな。(入澤)あっ じゃあ 私たち→
滝つぼの水
抜かさせていただきますね。
(吉田)お願いします。
(岩[外:B84B5D9232B091B461BAA1C07950E76B])失礼します。
(吉田)よろしくお願いします。(入澤)ああ~ 岩[外:B84B5D9232B091B461BAA1C07950E76B]→
滝つぼの水を抜く機材忘れてないよな?
(岩[外:B84B5D9232B091B461BAA1C07950E76B])当たり前じゃないですか。これでしょ?
(吉田)おい 飲むつもりかい!
あれで抜くんや。
100年ぐらいかかるぞ おい。
ほんまやでな。
まあまあまあ 任せましょ。→
いや そんなことより
1つの条件→
クリアできましたやん!
(清水)ほんまですね!→
あれで見つかるよ。
(松浦)なあ やったぜ。
あとは
もう一つの条件が何かだな。
確かに もう一つの条件って
一体 何なんでしょうね?
よく霊媒師がよぉ
こういうこと言ってねぇか?
「この世に未練のある霊が
さまよってます」みたいな。
はあはあ はあはあ。
もしかしたら その二人の霊は→
この世で 何か やり残したこと
思い残したことが→
あるんじゃねぇのか?
(吉田)ほんまですね。→
あの… そういうのってあります?(清水)そうっすね… ある?
(松浦)言われたら確かに 心残りはあります。
(吉田)それって 一体 なんですか?(松浦)生きてるときに→
つきあってた彼女がいるんですけど→
その彼女が 今 どうしてるか