2020/12/13(日) 23:00〜23:30 情熱大陸【山田達也/ミシュラン2つ星!カニ料理極めた料理人『極上のごちそう』】[字]

<カニ爪が花開く>
<うまそうだ>
<冬の贅沢・松葉がに>
<その 最も美味しい食べ方を
追求する料理人が→
鳥取にいる>
(山田)頑張ろう!
<カニ料理店として→
日本で初めてミシュランの2つ星を獲得した>
ダシだけ? ダシだけ?
<彼は 食べるギリギリまで客にカニを触らせない>
<同業者の間でも
一目置かれている>
なので…
そう言ったら どうですかねやっぱり…
やっぱり
これだけ…
<蟹すきも
客に作らせたりはしない>
<火の入れ具合は
山田だけのものだ>
<食感 ふわりとして→
濃厚な うまみ>
<美しい ゆでガニは
その食べ方に驚かされるが→
それは 後ほど…>
<食材のよさに甘えない>
<常に模索している>
<カニの可能性を…>
<だから 客は いつも感動する>


(女性)はぁ~ わっ すごい 甘い
(男性)おぉ~! うわ~!
美味しい!う~ん!
う~ん!
ホホホホホホ!う~ん!
…っていう感じが非常にしましたね
<実は山田 力士を志していた>
<だが 夢破れ
足を踏み入れたのが→
この道だった>
<相撲で培った 心・技・体でカニを制する>
例えば…
♪♪~
<毎年 11月6日解禁の 松葉がに漁>
<朝6時 山田がやって来た>
<松葉がにとは→
オスのズワイガニの山陰地方での呼び名だ>
<特に
タグの付いたブランドガニは→
高値で取り引きされる>
<セリの前に 漁師と話をして→
その日の漁の状況を把握する>
<カニを触ると 何が分かるのか…>
(スタッフ)おはようございます
おはようございます
<遅れて登場したのは 山田の母>
<仲買人として 50年の経験を持つ>
<セリは 母が担当している>
(鐘の音)
(セリの声)


<母の仕事を見守る>
<…が
どうしても欲しいカニがあると→
背中に合図を送る>
<もちろん 母は必ず競り落としてくれる>
(セリの声)
<浜値で数万円の最高ランクのカニだ>
<市場と店は離れているので→
まずは 程近い母の家へ>
<仕入れたカニは
今日使う分だけだ>
<それでも 時間に追われるように
氷で冷やす>
(スタッフ)
じゃ 車内の温度も気を遣って
使わない 使ってません
<50分かけて 鳥取の店に到着>
<鮮度を保つため→
客が来る直前までカニは出さない>
<厨房には 母と妻と 3人だけ>
<弟子は持たない>
<自分でやらないと
気が済まないのだ>
(電話のベル)
はい かに…
<予約の電話も
できるかぎり自分で出る>
はい もしもし
<そこから山田の接客は始まっている>
はい かに[外:A0A037D6E060564D9607217068CA3C90]でございます

12月がいいんですね?
<感じたこと 知り得たこと→
細かく記しておく>
<開店40分前>
どう? これ
<見た目と鮮度は 言うことなしだ>
<…が 身の状態は切って初めて分かる>
<カニみそを洗い 汚れを取る>
<繊細な仕事だ>
もういいでしょ キレイ?