2020/12/14(月) 08:15〜09:55 あさイチ「いま車が熱い! 快適カーライフのすすめ」[字]
を務める古田さん。
燃費節約の技術を競う全国大会で
優勝経験を持っています。
濱田≫こんにちは。
今回は毎日車を運転するという番組視聴者の濱田さんに
その技術を指南してもらいました。
まずは市街地を走り
濱田さんのふだんの運転を
チェックします。
昔を懐かしむ余裕を見せる
濱田さん。
運転歴は30年
ドライブテクニックには自信を持っています。
20分の走りで
1リットルのガソリン当たり
どれくらい走行できるのかを
計測しました。
結果はリッター10.45km。
さて、この値は?
まさかの、なかなか厳しい評価。
ちなみに達人・古田さんが運転すると
リッターは16.51km。
1年間で計算すると
濱田さんと古田さんでは
ガソリン代が4万5000円も違います。
どんな運転をすれば
ガソリン代が節約できるのか。
1つ目のポイントは発進時の
ふんわりアクセルです。
ふんわりアクセルは
その名のとおりふんわりと車のアクセルを踏み
発進する方法。
時速20キロまで加速するのに5秒間かけるのが目安です。
事実、発進する際の
ガソリン消費を調べたところ
急発進はガソリンの消費量が
34%もアップ。
一方でふんわりアクセルをすると
普通の発進よりも9%節約できるんです。
先ほどの濱田さんの運転では
発進時にアクセルの踏み方が強く
むだなガソリンを
消費していました。
ふんわりアクセルを習得するため
車を停めた状態でできる練習方法があるといいます。
タコメーターとは
エンジンの回転数を示す計器です。
アクセルを踏むと回転数が上がり
離すと下がります。
回転数を徐々に上げることが
ふんわりアクセルの習得につながります。
しかし、やってみると…。
古田≫アクセルペダル
踏んでいただいてよろしいですか。
じわじわじわじわ…。
濱田≫おお、だめだ。
なかなかうまくいかないのにはある理由があります。
古田さんが指摘したのは
左足の位置。
多くの車の運転席には
フットレストと呼ばれる足の置き場があります。
濱田さんはフットレストに
つま先しか乗せていませんでした。
この状態では繊細にアクセルを
踏むことができません。
そこでシートを前方に出して
フットレストに足を置くことで重心が前に移動。
右足のアクセル操作が
しやすくなるんです。
姿勢を直して、もう一度挑戦。
古田≫いい感じ、いい感じ。そこ踏みやすいんじゃないですか。
全然違いますよね?
これを踏まえて、いざ実践。
これで、ふんわりアクセルは
ばっちりです。
続いて走行中の
エコドライブのポイントがこちら。
イーブンアクセルです。
古田さんが車を運転すると常にスピードは一定。
アクセルペダルに乗せた右足は
ほとんど動かしていません。
これがイーブンアクセルです。
一方、濱田さんはというと
アクセルとブレーキを
行ったり来たり。
加速と減速を繰り返していました。
スピードが変わらないイーブンアクセルと比較して
加速減速を繰り返す運転は
ガソリンを多く消費するということが分かっています。
しかし
一定のスピードで走ることは
交通状況に左右されることが多く
意外と難しいんです。
そこで必要となるのが車間距離。
前を走る車との車間距離を
2秒以上開けることがおすすめ。
急ブレーキなどの影響を受けづらくなり
イーブンアクセルが
しやすくなります。
エコドライブのコツを学んだ