2020/12/14(月) 16:35〜16:50 【連続テレビ小説】純情きらり(128)「さよならを越えて」[解][字]

♪♪~(テーマ曲)
♪♪~
(3人)こんにちは!
(マサ)<疎開して 親と 離れ離れに
暮らす子ども達を慰めるため→
桜子は 自宅で
紙芝居を見せてやりました>
(冬吾)「お前の外套 一吹きで
吹き飛ばしてやる!→
フ~フ~!」。
(八州治)「うおっあらららら 寒い! 寒い!」。
(拍手)
俺は 北風だ~!
お前の外套
一吹きで 吹き飛ばしてやる!
(洋介)面白かったなあ 紙芝居。
また 見せて。
(桜子)また 今度ね。
新しいの作って 見せるよ。
(義男)おねえさん
ピアノ うまいよな。
篠原先生の代わりに
オルガン弾いてくれたらいいのに。
私は 先生じゃないで
オルガンは 弾けんよ。
(良太)でも 篠原先生より
よっぽど うまいよ。→
あの先生 よく 間違えるし。
ねえ オルガン 弾いて!そうだよ 弾いてよ!
(3人)弾いて! ねえ 弾いて!


ねえ 弾いてよ!
♪♪~(オルガン)
(飯島)どうしました?
(村木)有森さんが 勝手に
教室で オルガンを弾いてるんです。
全く 事務員が何やっとるんだ!?
何やっとるんですか!? 有森さん。すみません。
全く
西野先生から 聞いてたとおりだ。
女学生の頃 禁じられてたジャズを→
学校で弾いたっていうじゃないですか。
いいんですか? 校長。
こういう人を働かせといて。
申し訳ありません!
二度と このような事は致しません!
先生。 僕が 「オルガン弾いて」って
頼んだんです。 僕が悪いんです。
僕も 頼みました。
(義男)僕もです。
教頭先生。 有森さんは 子ども達に
慕われておるようですな。
(村木)はあ。
おねえちゃんの紙芝居面白いんだ。紙芝居?
自宅に 子ども達を呼んで
紙芝居を 見せたんです。
そうですか。
子ども達の事 好きなんですね。
はい。
そういえば教員を希望されているとか。
西野先生から 聞きましたが。


はい。
私の知る限りの学校で
代用教員を探しているかどうか→
聞いてみましょう。
本当ですか?
ありがとうございます。
♪♪~
(笛子)よかったじゃん 桜子。
推薦してもらえるって?
いつになるか どこの学校になるか
まだ 分からんけど。
よかったねえ。 やっぱり 最後には
思いが通じるっちゅう事だね。
えがったなあ。
うん。
俺も 絵を描ぐ気になってきた。
うちで 紙芝居してからだよ。あの人が元気になったのは。
ありがとうね 桜子。
ううん。
(ノック)
お茶 置いとくね。
何 描くの?
まだ 分がらねえ。
描く気には なったが
何が描けるか 分からねえんだ。
頭に浮かぶもの→
あなたが一番描きたいものから描き始めたらいいじゃんね。
んだな。
(くぎを打つ音)
お姉ちゃん 何やっとるの?

冬吾のキャンバス 作っとるの。
手伝ってくれる?
うん。
せっかく あの人が
やる気になっとるんだもん。
私も 何か
手助けがしたいんだよ。
私には こんくらいの事しか
できんもんね。
それとね あの人の絵が