2020/12/16(水) 08:15〜09:55 あさイチ「文具で!家事がラクになる〜最新事情からオドロキの活用法まで〜」[字]


あのピリピリ出てくる
私も大好きです。分かります。
大吉≫ひもを引っ張ったらくるくるって出てくるのが
あれをどこまで引っ張るか
あれで男の度量が分かる。
華丸≫そうです、そうです。
どこまでいくか。
大吉≫文具の思い出って
あるもんですね。世代が違っても。
中川≫なぜ今こうした商品が
次々と登場しているかというと
文具についての著作もある
文具メーカー代表の
高木さんによりますと
文具は値段が手ごろで趣味として気軽に楽しめる、最も文具を
購入しているのは30代から
50代の女性でその客層にとって懐かしいデザインを使うと興味を
持ってもらうきっかけになると
いうことです。
華丸≫新しい文具を買うことで



1回リセットというかこのボールペン
めっちゃ勉強したとか
次の日には
気にならなくなりますけれど
新たな気持ちにさせてもらえる。
中川≫続いては
ボールペンを使っていて
こんなふうにシャツにインクが
ついちゃったなんてこと。
華丸≫ないです。
大吉≫いたずらでしょう、それは。
中川≫これはわざと
書いていますが。
大吉≫ちょっと
ついたりしますよね。
中川≫そんなとき
どうしたらいんでしょうか。
(VTR)
教えてくれるのは
家事代行業者の鈴木幸子さん。
家事は何でもお任せのプロです。
そもそもボールペンには
油性と水性があるのは
ご存じですよね?
それぞれ落とし方も違うんです。
まずは、油性インクの落とし方。
今回は、意図的に服に書いたボールペンのインクを
落としてみることに。
ちなみに、衣類の素材は綿100%の白シャツ。
使うのは、消毒用のアルコールと

食器用の中性洗剤、あて布です。
まずは、あて布を敷き
インクが付いた面を下にします。
上から消毒用のアルコールを
少しかけます。
油性インクは、アルコールなどの
溶剤で溶ける性質のため
布でたたいて
インクをあて布に移します。
インクは残った状態ですが
ここから食器用の中性洗剤を使って落としていきます。
軽く水でぬらして
直接洗剤をかけて、もみ洗い。
すると、インクは
ほとんど分からない状態に。
洗濯したあとのシャツがこちら。
きれいにインクを落とすことができました。
続いて、水性ボールペンの場合。
ちなみに、水性ボールペンは水が主な成分なので
消毒用アルコールを使っても
にじまず、落ちません。
今回は、食器用の中性洗剤のみで
インクを落とします。
こちらも綿100%の白シャツに
意図的に書いたインクを落とします。
軽く水でぬらしたら
食器用の中性洗剤を直接かけて
もみ洗いします。
強くこすると、生地を
傷めてしまうこともあるので

注意してください。
インクが薄くなるまで続けます。
鈴木≫だいぶ薄くはなってきたんですけど…
薄くなったものの
インクは残ってしまいました。
別の水性ボールペンでも
試してみると…
こちらは落とすことができました。
なぜ落ちたものと落ちないものがあるのか?
実は、同じ水性でも
染料インクと顔料インクの2種類があるんです。
詳しいことを
ボールペンメーカーに
聞いてみると…。
顔料インクは水に塗料の粒子が混ざったもの。
生地の上に粒々が
載っている状態なので
洗剤で落ちやすいんです。
一方、染料インクは細かい塗料の粒子が
水に溶け込んでいるもの。