2020/12/16(水) 10:25〜13:00 大下容子ワイド!スクランブル[字]


除外したことによる感染者への相関関係といいますか
そういうのは、どういうふうに
考えていらっしゃいますか。
松井≫このグラフを
どう見るかなんですけども
我々が
いったん止めていただいたことで
僕らはまだ高止まりで
予断を許さないと
こう思っていますけれども


やはりグラフを見てもらうと
少し、下がり基調には
なってきているとは思っています。
ですから、今の季節を考えても
一挙に感染患者が
激減するという状況には
ならないと思いますけれども
なんとか医療崩壊を
起こさない範囲で
経済を回していくというのが
我々がやらなければならない
使命だと思っています。
大下≫では、そのGoToの経済効果を見ておきます。
佐々木≫GoToトラベル
対象外とされていたのは
大阪府の中でも
大阪市が目的地である旅行だったんですが
大阪府の核となる大阪市です。
こういった観光名所がありますね。
ユニバーサル・スタジオ・
ジャパン
水族館である海遊館
大阪城更に有形文化財の通天閣など
色々な観光名所が
あるわけですね。
大和総研によりますと
大阪市は観光関連業で
年間およそ1兆2000億円
稼ぎ出すと。
これは大阪府全体の


およそ45%ですと。
飲食・宿泊に関しては
年間およそ5500億円
これも
大阪府全体のおよそ57%。
どちらも半分ほどに
上っているということです。
そんな大阪市にとって
GoToトラベルの経済効果
非常に大きかったというデータ
これ、グラフで見てみますと
大和総研のシニアエコノミスト
神田さんによりますと
前年と比較すると
大阪市の宿泊数は
東京などで自粛が始まった3月
ここですね、ここからマイナス
8割以上
マイナスになっているという。
そういう状況なんですね。
それが7月22日にGoToトラベルが始まっても
なかなか回復しなかった中で
一気に9月の連休
シルバーウィークですね。
ここを境に
宿泊者数は急増したと。
そして、10月、東京からの宿泊者も加わったことで
一気に回復していった。
そういった中で今回
第3波に見舞われている

ということなんです。
大下≫やはり
この宿泊数を見ますと
東京が入る、入らないとで
だいぶ違ってくるということなんでしょうか。
松井≫やはり大都市・東京
首都圏で
日本の人口の3分の1の皆さんが
そこにいらっしゃるわけですから
東京からのお客さんというのは
観光業にとっては
非常に大きな魅力です。
大下≫大阪市の目的地を止めた時に
大阪の周辺の市のホテルとかは
泊まることができたわけですね。
松井≫そうですね。
大下≫やはり経済効果は
非常に大きいということを
考えますと
そして、大阪市が稼ぐところも
すごく大きいので
やはりなかなか
止める判断は難しかった
でも、止めざるを得なかった
というところでしょうか。
松井≫大阪の場合は
吉村知事が司令塔になって
大阪モデルという形で
青信号、黄色信号、赤信号という
その信号によって対応策を