2020/12/16(水) 10:25〜13:00 大下容子ワイド!スクランブル[字]


ということになりました。
では、この3週間
政府はどのようなメッセージを
国民に発信していたのか。
まず先月27日、政府は大阪市と札幌市を出発地とする
旅行の自粛を要請しました。

そして今月1日には東京発着の旅行で
高齢者や基礎疾患のある人に
自粛を要請しました。
それでも感染者は
増加を続けまして
おととい、菅総理大臣が
全国一斉にGoToトラベルを
停止ということを表明するに
至ったわけです。
こうした流れについて
自民党の安倍前政権の幹部が
こんな発言をしています。
政権が手を打った感が全くない
もう世論が
耐えられないようになっている
これにあらがうことはできないと
思ったのではないか
GoToトラベルを
止めた程度じゃ
高止まるだけだから
世論の反応は
どんどん悪くなるかも
しれないとのことでした。
大下≫柳澤さん、全国停止は


3週間が
うまくいかなかったというのが
理由でしょうかね。
柳澤≫あとは
世論調査でしょうね。
支持率
支持する、支持しないが
逆転しちゃってるという
世論調査もありましたから
これでは、もう
なかなか世論の批判には
耐え切れないということも
あったと思うんですけど
この勝負の3週間という言葉が
あまりにも空しい言葉だったんですよね。
もし勝負の3週間と
言うんだったら
全国一斉に止めるっていうものを
あのタイミングでやるなら
わかるんです。
でも言葉だけだったじゃないですか。
3週間、強い緊張感を持って
対応してますって
何を対応しているのか
わからないような3週間
だらだらだらだら。
何か対策を打つ時はよくハンマーといわれるように
打つ時は思い切り強く
一気にたたかないと
効果がないんですよね。

小出しにやっていったということが
結局、支持率低下にも
つながってきているし
感染拡大にも結果的には
そういう状況を
作ったといわれても
仕方ないと思います。
大下≫ホテル業界にとって
一番大事な時期に
休まなければならないように
結果としてなってしまったという太蔵さん。
杉村≫大下さんの
おっしゃるとおりなんです。
僕が旅館を経営していたら
最悪のタイミングですよね。
大下≫一番高い料金で
泊まってくださるから。
杉村≫同じ商品、プランでも
一番高く
取れるところで
今回、GoToトラベル一時停止と同時に
キャンセルのところには
50%支援ということも
同時に発表されましたけども
大体、旅館って原価率が20%~40%ぐらいなので
50%の補助は
一見、ありがたいなと思う一方で
今朝、ずっと
予約サイトとか見たら
年末年始、ガラガラなんです。

だから、これはやっぱり今、失業率も
倒産件数も増えているので
非常に心配です。
ここは何か手を打たないと。
大下≫そもそも制度をやりながら
作っていくみたいなところが
ありましたからね。
萩谷≫この一斉停止を決めてから
省庁の混乱ぶりを伝え聞いているのを見てみると
一斉停止をするという