≫少なくとも、これまでの流れ政府側の対応を見てると
なかったのかもなとしか
思えないんですよね。
シンガポールなんていうのは
感染拡大手前のところから
こうなったらこうするという

スケジュールを全部作って
それを国民に
ちゃんと提示してるんですよ。
そういうものがあると
こうなったら
我々はこう対応すればいい
こう行動すればいいんだな
というのが分かるんですけど
それがあったかどうかも
知りませんし
少なくとも国民には
一切提示されてこなかったのは
事実でしょうね。
≫ですから、二木さん
先手を打つっていうのは
感染拡大措置というのは
もちろんそうなんですけど
医療従事者の方々の
心の問題もしかり
あとから追いかけていっちゃうと
無駄にお金もかかるし
収集つかなくなって
いっちゃうんじゃないかなと
思うんですよ。


≫前も言ったと思うんですけど
日本の政治家の方は
いわゆる自然災害が起きた時は一番多いので
それを復興していくのは
上手なんです。
ところがこういう感染症の時
初めは
何が起こってるか分からない。
少しずつ広がりだして。
それがどこまで広がっていくか
きちんと想定しなきゃいけない。
その想定というのは
少し大きめにとって
あとで想定外でしたって言っちゃ
まずいので
その辺の見極めが
極めてまずいですよね。
≫小木君、小池さんも
この間おっしゃってたんですけど
危機管理というのは
初め広くとっておいて
そこから狭めていくっていう。
やっぱ、広くはあんまりとりたくないんですかね
政府は。
≫でも、政府は広さとか狭さとか
そういうことも全く考えてなくて。
だって尾身会長が言ってることは
すごい強く言っていただいてると
思うんですよ。
危機感を。政府が

全く聞いてないじゃないですか。
≫尾身さんというか分科会も
やっぱりちょっと
政府に寄っちゃってた部分は
僕は感じるのね。
個人的には。
ただ、やっぱり
なかなか響かないから。
≫全然響かないじゃないですか。だから本当に
何もしたくないのかなというか。
責任とりたくないみたいな。
≫でも
何もしないと困っちゃわない？
≫でも
そういうグループですから
あの人たち。
何もしないグループ。
≫コロナに関して
一番考えてないの
小木君ですよね、結局は。
≫大体、２時過ぎると
大雑把になってくるから。
≫何も考えてないっていうことは
もちろんないと思いますし
医療機関を何とか
フォローしようというところも
世論が高まる中での
≫番組前半でも
お伝えしたんですが
各地の医療のひっ迫の状況。

広島なんですが診察待ちが３００人を
超えているということなんです。
肺炎の兆候がある患者を
優先的に病院やホテルへ
ということなんですが
これを当然診察をして
振り分けないといけないという
作業に
時間を要していて診察待ちが３００人を超えている
という状況があるようです。