昨日の日中、降り続いてですね
昨日の夕方６時には
７５ｃｍまで増えたんです。
これでも結構な
急増ぶりだったんですが
更に、昨日の夜から
このあと、今日にかけて
倍以上降って
今、このような状態なんです。
小松≫人の背丈を超える…。
今村≫１６６ｃｍに午後５時には達しまして
実はこれ

青森県の酸ヶ湯を超して
今現在、日本で一番
雪が積もっているのが
この群馬県みなかみ町の
藤原ということになるんですね。
背丈ぐらいで
除雪も間に合わないような
そういう状況だと思うんですが
これだけ短期間に降ったのは記録的なことでして
そのほかの各地を見ても
赤いところの
１ｍ以上のところが
北海道から北陸にかけて
見られますし
また、東海から西日本でも
多いところでは
７０～８０ｃｍぐらい降っていて
これがどこもほとんど２日の間に


降ってしまっているということです。
では、なぜこの短期間に
これだけ一気に降ったのか。
理由を見てみると
レーダーの状況を見ると
月曜日くらいから
ほとんど同じような位置に
ずっとかかり続けていてですね
山沿いから雪雲が
消えないような状況なんです。
更には雲画像を見てみると
日本海上は
もう雲で真っ白ですよね。
実は今、日本海の海の温度が
平年より２度から３度ほど高いんです。
すると、水蒸気を
より補給できるので
雪雲が背が高く発達して
それだけ、強い雪を
降らせる力が
あるわけなんですよね。
これで、長時間強い雪が
降り続いているということに
なっているわけなんです。
小松≫しかも大陸のほうから寒気がやってきて
雪を降らせやすい
水分を含んでいるから。
今村≫そういうことなんですね。
この状態が
まだ明日にかけても衰えないで

続きそうなんです。
明日の天気マークから見てみると
北日本から北陸、山陰にかけて
雪マークが並びます。
東北とか北陸辺りは
非常に強い風も伴いそうですね。
一方で、太平洋側は
晴れて空気の乾燥が強まる
ということになりそうです。
明日の天気傾向を
雪が降りやすい地域を中心に
見ていきますが
明日朝６時の時点でも
まだ白い雪のエリアが広くて
関東の山沿いから東海の山沿いなどでも
相変わらず降るような
状況なんですね。
このような状況が
お昼ごろにかけて
時間を進めても
ほとんど変わりません。
宮城など、太平洋側にも
雪雲、流れ込んで
また積もるようなことが
あるかと思います。
午後になると
山陰や北陸の沿岸部は
雨やみぞれに変わるところも
ありそうなんですが
山沿いや北日本にかけては

まだまだ明日夜にかけても
雪が降り続くことに
なりそうです。
これから新たに降る量として
多いところ関東・甲信で９０ｃｍ
そして北陸、東北も
７０～８０ｃｍが
予想されているんですよね。
今日も東北で
車が立ち往生して