2020/12/17(木) 08:15〜09:55 あさイチ「みんなでシェア旅 三重」[字]


駒村≫いろいろと
苦労したんですけれどもその中で
やっておいてよかったと
実感したことがあります。

事前の備えなんですけれど
ケアマネージャーさんと一緒に
もし私が感染したら母は
どうすればいいかということを
シミュレーションしていました。
事前にやっていたんです。


やっておいたことはこちらです。
荷物をまとめておく
ということです。
非常持ち出し袋のような感覚で
した。
薬や介護用品は特に大切です。
医療機関の連絡先を一覧にまとめていました。
濃厚接触者でも
預かってくれるのか
介護保険はどれぐらいやって
くれるのかもあわせて確認して
おくと安心だと思います。
とても苦労したところが
こちらです。
複数の搬送サービスを調べておくということです。
介護タクシーの会社はたくさん
調べていたんですけれど
防護服対応までは
調べていなかったんです。ここは反省しました。
反省点もありましたけれど
高野先生、いかがでしょうか。
高野≫混乱されながらも
いい準備をされていたという
ふうに思います。
事前の準備という意味では
1つ付け加えますと
駒村さんの場合は
病院で預かってくれましたので
実は自治体によっては
駒村さんのようなケースで

家に取り残される介護が必要な
高齢者や障害者の方を医療機関や
福祉施設で
自治体の裁量で預かってくれる
こういう仕組みを作っている自治体があります。
それも下調べをしておかれると
皆さんにとっては
いいかもしれません。
それと世の中はすごくコロナ感染が広がっていますので
介護しているご家族が感染すると
いうことは当然ありえることです。
そのことを想定して
ケアマネージャーの方と
あらかじめ相談をしておくとか
家族の中で相談をしておく
大げさですけれど
家族会議をしておく
そういうことで
介護にまつわる情報を
集めておく必要があると思います。
駒村さんもいろいろ準備を
されていたと思いますけれど
準備のものでいうと薬とかおくすり手帳ですね。
場所が変わったら
すぐに必要なものです。
あとはリロケーションダメージの
関連でいうと
本人が非常に安心できる洋服
とか身の回りの小物
そういったものを持っていくと

いうことも考えたほうがいいと
思いますし、あとは日常生活
例えば睡眠のリズムがどうであるかとか、駒村さんがやられている
介助方法、例えば
移乗の介助をやっているやり方とか
移乗の在り方とか本人は
こういう活動をしていることが
好みだとかそういったこと
場所が変わったときに
先方の介護従事者に分かるように
取りまとめておく
そういう取り組みが
非常に重要だと思っています。
駒村≫誰が見ても分かるように
メモ作りが
実は大事なんですね。
介護している家族も
もちろんですけれど
お子さんがいる家庭も
いざというときに困ると思います
のでこういうシミュレーションを
しておいたほうがいいのではない
かと思いました。
天野≫どうもおはようございます。
お笑い界のドン小西です。
きょうのごはんのコーナーは
肉好きな私の
レシピをご紹介しますよ。
雰囲気をがらっと変えてみました。
近江≫後ほどお願います。