2020/12/17(木) 14:00〜14:10 NHK高校講座 あらためまして ベーシック国語「文学史〜夏目漱石〜」[字]

皆様→
小声で
失礼します。
やって参りました
「ベーシック国語」 文学史回。
我らが滝沢カレン→
本日は ゲストが待つとある場所に潜入中であります。
あっ カレンさん
入り口はあちらですよ。
「入り口は あちら」。
(チャイム)
(インターホン・男)こんにちは。
目の前の扉を開けて→
少々お待ち下さい。
はい。
あ~ 申し遅れましたが→
本日のテーマは「夏目漱石」でございます。
(カレン)本屋さんみたいに…。
うわ~ 楽しそうですね。→
お邪魔しま~す。
うわ~ こんにちは。 すごい。
あっ 人がいました。
黙々と読んでる人が。
すみません。
おっ… あっ びっくりした。(カレン)こんにちは。
こんにちは。
(カレン)もしかして…。
茂木です。 どうも。
(カレン)茂木さんですか?
はい。


ちょっと 漱石 読んでました。
本日のゲストは…
漱石作品を 毎日読んでいるという大の夏目漱石ファン。
さて
どんなお話を伺えるでしょうか。
それでは よろしくお願いします。
(茂木)お願いします。
あの~ まずは…
文豪 夏目漱石。
「吾輩は猫である」「坊っちゃん」
「こころ」など→
作品を読んだ事がない人も→
その名前と作品名は 聞いた事があるのではないでしょうか。
あの芥川龍之介も 師と仰いだ
国民的作家です。
あの… 僕は
作家って いろいろいるけど→
夏目漱石と
それ以外→
っていうぐらい
好きです。
…って考えてるって事ですか?
音楽だと 例えば→
ビートルズと それ以外みたいな。
え~!
すごく賢い人なのに→
かわいいんですよ。
うん
何か ほら賢い人って→
威張ってたり


する人もいるじゃない。
でも 漱石は
俳句作ってて→
「菫みたいな
小さな人で→
生まれたかった」
とか→
「菫みたいな
小さい人になりたい」→
っていうような
俳句 作ってたりするんですよ。
何かね
謙虚な人なんですよ。
自分が自分が
ってならない。
ならない。
(カレン)あの…体型の話ですけど。
カレンさん 面白い!
えっと そうです。当時の人なんで→
そんなに大きくはないですけど→
今の言葉で言うと イケメン?
イケメンですよ。
ちょっと待って…。あの顔がっていうのもね。
いや だめというか…
私は 怖そうとか→
やっぱり ちょっと 千円札に
載っちゃってる顔が顔なんで→
あれで結構 入っちゃう…。
でも 本人は もし 今 生きてたら千円札 断ったと思います。
亡くなってるんでね。

子どもの時は幸せでしたか?はい 幸せでした。
この坊っちゃんは
幸せじゃなかったんです。
お父さんが
坊っちゃんを いじめて…。
お兄さんばっかり
かわいがるんですよ。
四国 松山を舞台にした
夏目漱石の中編小説。
子どもの頃から無鉄砲で