2020/12/17(木) 16:20〜16:35 【連続テレビ小説】純情きらり(133)「思いがけない帰還」[解][字]


我慢しなさい」と教えてきました。
毎日 おなかがすいて
たまらん事も→
お母さんや兄弟と

離れ離れになる事も→
お父さんが戦争にとられる事も→
「しかたがない事だお国の役に立つ うれしい事だ」と。
でも… 日本は
戦争に負けてしまった。
先生が 授業を始めたのは


最近だけど→
戦争中 大人だった一人として→
先生にも みんなに対して責任がないとは言えません。
みんなに きつい思いをさせた事
謝ります。 本当に ごめんなさい。
でもね…
きつい思いをしたからって→
人を憎んだり 恨んだりしても
何にも始まらんと 先生は思う。
先生の好きな ジャズの曲に→
「日の当たる街角で」っていう曲があるの。
物事に いい面と悪い面があったら
いい面を見なさい。
そうすれば
心が明るくなってくる。
日の当たる街角を選んで
歩きなさいっていう曲なんだ。
どういう曲ですか?
先生 弾いて。弾いてみて下さい。
分かった。
みんな こっちに おいで。
♪♪~
♪♪~(「日の当たる街角で」)
(車の走行音とクラクション)
こんにちは。(秋山)こんにちは。
(ヒロ)いらっしゃい。
久しぶり。
いや~ しかし
国民学校の教室の中から→
ジャズが流れてくるとは

思わなかったなあ!
私も 教室の前に秋山さんが
おるなんて 思わなかった。
びっくりしました!
ハハハ!
実はさ 今 進駐軍相手の
ジャズバンドをやってるんだよ。
こっちにも その仕事で来たんだ。
そうなんですか。
それで 折り入って
お願いが あるんだけど…。
何ですか?
桜ちゃん 俺達のバンドでピアノ 弾く気はないかな?
<ジャズバンドに入らないかという
秋山の突然の誘い。→
忘れかけていた昔の夢が
今また 桜子を呼んでいました>
2020/12/17(木) 16:20〜16:35
NHK総合1・東京
【連続テレビ小説】純情きらり(133)「思いがけない帰還」[解][字]

昭和初期から戦中戦後、愛知県岡崎と東京を舞台に、有森桜子が時代に翻弄されながらも音楽への情熱を絶やさず生きる姿を描く。2006年放送の連続テレビ小説。

詳細情報
番組内容
終戦の翌年。桜子(宮�アあおい)は戦中に務めていた学校で代用教員になり、岡崎に転任した杏子(井川遥)やその家族と暮らしていた。ある日、有森家にヤスジ(相島一之)たちが訪れ、互いの無事を喜びあう。学校では、終戦後教育内容が一変したことを桜子なりに生徒に説明し、未来に向けてジャズの名曲「陽のあたる街角で」を教える。そこに秋山(半海一晃)が訪れ、桜子は進駐軍相手のバンドのピアニストとして誘われる。
出演者
【出演】宮�アあおい,井川遥,高橋和也,半海一晃,相島一之,【語り】竹下景子
原作・脚本
【脚本】浅野妙子,【原案】津島佑子
音楽
【音楽】大島ミチル


ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ