2020/12/17(木) 22:54〜23:00 探究の階段[字]
光る植物で未来を照らし出そうとする人がいる。
光る植物を用いて 将来 世の中を
照らし出したいっていうのは[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
今の常識を打ち破って[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
未来の常識を作っていきたいという[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
そういう考えもあるので。
テクノロジーを駆使して[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
未来を切り拓く者たちが昇る階段。
何を思い 歩みを進めるのか…。
ホタルやヤコウタケなど
自ら光を発する生き物。
その発光の仕組みをヒントに[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
光るタンパク質の研究をしているのが[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
大阪大学の永井健治さん。
2012年 ナノ・ランタンを開発した。
改良が重ねられ[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
現在 世界で最も明るく光るタンパク質だ。
ナノ・ランタンをがん細胞に組み込むと[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
リアルタイムで がんの様子を観察できるという。
つまりは
お薬を作るのに役立つと。
医療分野などへの応用が
期待される この研究。
根底には 生物学に対する
ある思いが込められていた。
多くの研究においては
死んだものを解析して[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
そこから生きている状態とは
どうだったのかって[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
類推していることが
多いんですよね。
僕自身は これを
単刀直入に言うと[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
死物学と呼んでます。
生き物を見ないといけない。それこそが生物学ですよ。
生命とは何かっていうのを
知りたいんです。
知るためには
生きているものっていうのを[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
しっかり見ていかないといけない。
生きたものを見て生物を知るためには[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
光るタンパク質とかを使うことが[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
極めて有効なのではないかということで[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
研究に用いています。
永井さんは 光るタンパク質に[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
更なる可能性をも見いだしている。
それは 光る植物。
植物を光らせ 電気を使わない
エコな照明ができないかと[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
夢を膨らませている。
常識を疑うっていうことは[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
多くの人たちは
どう思うかというと[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
アイツ いつも非常識なこと
言ってるなと。
頭おかしいんじゃないかって
思うじゃないですか。
でも僕は それが
重要なんだと思うんですね。
前提を信じて
研究をやっていては[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
なかなか面白い研究が
出てこないんじゃないかな[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
というのは
僕の考えていることです。
常識を疑え。 前提を覆そう。
2020/12/17(木) 22:54〜23:00
テレビ東京1
探究の階段[字]
革新的なアイデアやテクノロジーでワクワクする未来を創りたい。そんな思いで研究・開発に取り組む人々がいる。探究の階段を登った先にある未来は、どんな世界なんだろう。
詳細情報
出演者
永井健治 大阪大学 産業科学研究所 教授
【ナレーション】池松壮亮(俳優)
番組概要
宇宙、農業や医療など様々なシーンで新たな時代のスタンダードを創りだそうとする人=探究者を毎週ひとりピックアップ。
それぞれの活動を階段になぞらえ、テクノロジーを駆使して彼らが挑むイノベーションの核心に迫る。ナレーションは気鋭の俳優・池松壮亮が務める。
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – その他