2020/12/18(金) 13:40〜14:00 ごごナマ おいしい金曜日「冬を感じる“おばんざい”」[字]


FAX、メールのテーマは
「京都の思い出」です。
西川≫そら、みんなあるでしょう。
どこの方面にいったって

京都に行こうってなるでしょ。
岩槻≫今年は、なかなか旅行で
京都に行けなかったという人
多いかもしれませんが
これまでに京都で
食べたもの、見たもの


思い出がありましたら
お寄せください。
京のおばんざいを
教えてくださるのは
京都で料理店のおかみさんを
していらっしゃいます
村田加陽子さんです。
西川≫先生、これで3度目ですね。
ありがとうございます。
岩槻≫前回は10月に
秋の京のおばんざいを
教えていただきましたが
今回は冬のおばんざい。
村田≫冬の京都はいっぱい
おいしいお野菜がありますからね。
西川≫京野菜はうまい!
岩槻≫そんな中で今日取り上げるお野菜は?
村田≫「えびいも」を使います。
今でしたらスーパーでも
えびいもは
いっぱい出ていますので。
西川≫それまであまり
食べる機会がなかったんですよ。
えびいもも食べてから
あ、芋っておいしいんやって思って。
岩槻≫えびいもって
京都の伝統的なお野菜ですが
反り返った形と表面のしま模様が
えびのように見えるということで
こういう名前がついたと。

西川≫ちょっと待ってください。博識の浜本君、知ってた?
浜本≫そうですね、僕
昨日の晩からずっと思ってました。
この番組が終わるところで
散々、守口大根の口にさせといて
えびいもっていう。
脳内舌を切り替えていただいて。
西川≫三戸さんは知ってた?
三戸≫私、ちゃんと見るの初めてかも。
肉質がすごくきめ細かくて
煮込んでも煮崩れないのが特徴。
村田≫京都の冬には
欠かせないお野菜です。
今日はえびいもを使って
お焼きをします。
浜本≫これが
えびいもとは思えないですね。
岩槻≫えびいもが
手に入らない場合は?
村田≫里芋でも結構です。
では早速、いきましょうか。
えびいもをむきました。
滑るので気をつけてむいてくださいね。
これを切ってゆでるんですが
ゆでるときに、普通はお水でゆでたりするんですが
これは、おだしでゆでました。
ストレートのめんつゆを
2倍ぐらいにしまして
それでゆでたんです。
そうすると、全体に

味が行き届くというか。
下味がしっかりつく感じで。
これを大体7~8分ですね。
串がスッと通るくらいまで
ゆでます。
岩槻≫これくらいの細かさで
いいんですね。
大きな形のままじゃなくて。
村田≫細かいほうが早くゆで上がるので。
これを水分をとばして
こっちのボウルに入れております。
これを熱いうちに
できたら潰してください。
そのほうが潰しやすい。熱々ね。
岩槻≫よくおいもさんは湯がく代わりに電子レンジを
使うのもいいかなと思うんですが。
村田≫それもいいんですよね。
そのときは、ゆで上がってから
少しおだしで緩めてください。
やわらかいほうがしやすいので。
すぐにマッシャーですると
潰れます。
浜本≫潰す作業子どもが好きですよね。
村田≫これは潰して、この中に
かたくりを入れておきますね。
小さじ1弱ですね。
これも混ぜておきます。
岩槻≫分量は
2人分、4個分の分量です。
村田≫これは準備できました。