2020/12/18(金) 14:05〜14:30 ごごナマ おいしい金曜日「冬を感じる“おばんざい”」[字]


「毎日のおいしくな~れ」。
柿を干す期間、生産者は
毎日、柿をおいしくする手作業を施します。
どんな作業なのか
ころ柿生産担当、内田森さんに
よろしくお願いします。

まずは内田さんの手元にご注目。
マッサージです。
柿をもみもみしていますよね。
これは内側の筋が
切れるようにもむことで
やわらかくて食感がよく
形が整った
仕上がりになります。
柿の状態によっては一つ一つ、もむ回数
力の入れ具合も変わり
柿と会話しながらの作業です。
機械ではできない
人の手だからこそできる作業です。
そしてもう1つはコロコロ。
棚の上でコロコロと
向きを変えて干しているのが
分かりますか?
これは均等に日ざしを当てて
乾かすために行っています。
そうしないと、日ざしが当たらず
乾かない部分から
カビが発生するなどして
品質が落ちてしまいます。
こちらの作業場、多い年では


100トンの柿が
集まるということで
数にして、なんとおよそ30万個。
それを、毎日一つ一つ
手作業で面倒を見るのは
気が遠くなる作業なんです。
内田さん、作業中失礼します。
いくら柿を
おいしくするためとはいえ
大変なんじゃないですか?
内田≫ただ、皆さんにおいしく
召し上がっていただくために
一つ一つ、丁寧に作業しています。
志賀≫とびきりの甘さの裏には
生産者の手間と
愛情もぎゅっと詰まっていると。
内田≫そうですね。
志賀≫お忙しいところ
ありがとうございます。
そして、最後は
「収穫量減も質は最高!」。
今年は山梨のフルーツにとって
厳しい年です。
というのも、夏の長雨の影響で
果物に病気が広がってぶどうや柿の収穫量が
激減しました。
ただ、そのあとは雨が少なくて
冷たい乾いた風が吹く
天候が続きました。
ころ柿にはまさに最適で

質は例年以上だということです。
そして今年も
こちらのように箱詰めされて
主に首都圏や関西に
出荷されています。
百貨店やスーパーなどの
食品売り場で
買うことができるんですが
この箱には15個入っていて
お値段3500円ですから
ころ柿1つおよそ230円と
高級な柿として販売されています。
例年ですと12月末まで店頭に並ぶということです。
また、こちらでは
インターネット販売も
行われています。
感染拡大の影響や収穫量の減少で
今年は市場への出荷は
落ち込んでいるんですが
外出を自粛する代わりに
ネットなどでの注文数は
伸びているということでした。
皆さんもぜひ山梨の甘いころ柿を食べて
応援してください。
それでは皆さん、ご一緒に
中継でした!
西川≫ご苦労様でした。
おいしくいただくまでには
本当にいろいろな
ご苦労があるんですね。

みんなで応援しましょう!このコーナー大好き。
岩槻≫以上
「1、2のサンチ!」でした。
さあ、冬を感じる京のおばんざい
3品目は、この方が挑戦します。
三戸≫三戸なつめが挑戦します。
よろしくお願いします。
ちょっとしっかり緑のエプロンで。
岩槻≫クリスマスっぽい木もね。すてきじゃないですか。
村田≫三戸さんには