2020/12/18(金) 16:40〜18:45 スーパーJチャンネル[字]


Go To トラベル一時停止が
発表された直後の2日間だけでも
合わせて9万5000席が
キャンセルされた
ということです。
林≫年末年始が近づいてきて
今回の帰省
どうしようかなと

まだ悩んでいる人も
多いと思います。
ネット上にはこんな声が上がっているんです。
おやじの介護に
母親が体調を崩したので
早めに帰省して
助けなければいけません。
降雪積雪がひどすぎて
除雪のために帰省してあげたいと思い始めている。
コロナ感染前に
実家が埋もれて潰れる。
さまざまな事情を抱えている人も


いるわけです。
では、自分がウイルスを
持ち帰るようなことに
ならないためには
どうすればいいのか。
順天堂大学大学院
堀賢教授に伺いました。
今日から対策すれば、まだ
間に合うということなんです。
どういうことかといいますと
厚労省によりますとコロナに感染してから
発症までにかかる期間というのが
1日から12.5日かかるとみられているわけです。
ですので、帰省前
およそ2週間前から
感染リスクが高い行動を
避けなければなりません。
だから、今日、今すぐに
始める必要があるわけなんです。
こちらのカレンダーに
表れていますよね。
およそ2週間
具体的にどうすればいいのか。
堀先生によりますと
まず会食は控えましょう。
食事は同居家族か1人。
そしてマスクは常に着けましょう。
1日2回の検温。
いずれも基本的なことではあるんですが
こうした感染防止策を

毎日続けることが
必要と
おっしゃっているわけなんです。
ただ、自分や
もしくは一緒に帰省する家族に
発熱だったり
せき、倦怠感、味覚障害
嗅覚障害。
いわゆるコロナの症状が
1つでも見られたら
感染している可能性は捨てきれませんので
今回は、帰省を諦めてほしいと
おっしゃっています。
また格安で受けられるところも
増えてきたPCR検査。
自分が陰性と確認できたら
帰省しようかなと
考えて、自費で受ける方も
いらっしゃると思うのですが
堀先生は勘違いしないように
注意を促しています。
というのもこれは、あくまで
検査時点での
結果なわけですね。
事前に受けた時は陰性でもいざ帰省する時点では
感染していることも
あり得るということですので
陰性だったからと安心せずに
感染防止対策を
続けていくことが大事と

話しています。
ここまでして
帰省したくないという人も
いると思うんですが
堀先生は、このようなこともおっしゃっていました。
人と人との距離をとることが
長期化し
みんなが疑心暗鬼になって
お互いに傷つけ合っています。
心までコロナに
負けてしまわないように
離れている家族の
ぬくもりを感じることも
大切です。訪問する私たちが
10日以上前から
ほかの人に会わないようにし
体調管理に気をつけることで
楽しい思い出が残る
年末年始にしていきましょう。
このように