2020/12/19(土) 12:45〜13:00 【連続テレビ小説】おちょやん「第3週 うちのやりたいことて、なんやろ」[字][再]
芝居が大好きやとか→
いろんなことが ごちゃ混ぜになって
もう訳分かれへんかったけど→
うちがしたいのは
そないなことやあれへん。
うちは ご寮人さんに恩返しがしたい。
ご寮人さん 言うてはりました。
今のご寮人さんがあんのは
延四郎さんのおかげやて。
うちも おんなじだす。
ご寮人さんが いてはれへんかったら今頃 うちは どないなってたか。
ご寮人さんにとっての延四郎さんは
うちにとってのご寮人さんなんだす。
どうか 会いに行っとくれやす。
(富士子)ご寮人さん うちらに任しとくれやす。
分かった。
翌日 大勢のお客さんで岡安は大忙しでした。
一方 百合子さんは
映画の道に進むことを決めました。
私は まだまだ 辞めるつもりはないわ。
そして延四郎さんに会いに行ったシズさんは…。
わては 自分で この人生を選んだんだす。
今のわてがあんのはあんさんが支えてくれはったおかげだす。
何としても それだけは言うときとうて…。
おおきに 延四郎さん。
ほんまに おおきに。
私の方こそ おおきに。
こうして シズさんは
延四郎さんとの悔いを残すことなく→
別れを果たすことができました。
(いびき)
≪お帰りやす。
ご苦労はん。(里子)お帰りやす。
どないだした?
お客さんたち→
満足してお帰りになりはりました。
そうか。
(宗助)冷えてきましたなあ。
ちょっと一本 つけてんか。
へえ~…。
千代。へえ。
あんたのおかげだす。
おおきにな。
へえ!
その ひとつき後…。
「訃報。→
去る12月28日 2代目 早川延四郎逝去つかまつり候」。
重い病を患うてた延四郎さんは→
どないしても シズさんに別れを告げたかったんやなあ。
最後に
すっかり だまされてしもたがな。
そして年が明け
千代ちゃんは 数えで18となりました。
(宗助)これで 晴れて年季明けやな。
旦さん ご寮人さん→
これからも よろしゅうお願い申します。
それで よろしいのやな。
へえ。 うちは これからも
ここ岡安に いてたいんだす。
しっかり励んで
一人前のお茶子になりますのやで。
へえ!
おおきに ありがとさんでございます。
≪(戸をたたく音)
じき開けますよって。(戸をたたく音)
(テルヲ)すんまへん。
あの 竹井いうもんやけど…。
え~! お父ちゃん!?
千代け? お前 相変わらず背ぇ小こいのう。 ハハハハ!
何や 胸騒ぎするわ~。
ハハハハハ。
これは 旅立ちだす。
千代が辞めてもええんだすか?
また昔みたいに 一緒に暮らそ。
ええかげんにさらせ!(悲鳴)
あんたら お父ちゃんの借金取りか?
ここ大阪に戻ってまいりました~!
(笑い声)
二度と この街に足踏み入れんこっちゃ。
(一平)あんたみたいな あほな親見てたら
我慢できへん。
ずっと ここに いてたい。
岡安に いてたいんや!
2020/12/19(土) 12:45〜13:00
NHK総合1・東京
【連続テレビ小説】おちょやん「第3週 うちのやりたいことて、なんやろ」[字][再]
連続テレビ小説「おちょやん」の土曜日版、「今週のおちょやん」。ドラマにも登場する黒衣(桂吉弥)の案内で、第3週目の泣き笑いハイライトをイッキ見する。
詳細情報
番組内容
大阪の南河内の貧しい家に生まれた少女が、奉公に出ていた道頓堀で、お芝居のすばらしさに魅了され、やがて女優の道を目指す竹井千代(杉咲花)の物語連続テレビ小説「おちょやん」。土曜日の「今週のおちょやん」では、ドラマにも登場する黒衣(桂吉弥)の案内で、第3週目の泣き笑いハイライトをイッキ見する。千代が道頓堀に奉公に来て、8年の月日が流れた。岡安のお茶子として、立派に働く千代。年季明けが近づいていた…
出演者
【出演】杉咲花,篠原涼子,井川遥,トータス松本,名倉潤,いしのようこ,西川忠志,宮田圭子,片岡松十郎,楠見薫,土居志央梨,仁村紗和,岡嶋秀昭,中村鴈治郎,【語り】桂吉弥
原作・脚本
【作】八津弘幸
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ