2020/12/21(月) 01:20〜01:50 JNNドキュメンタリー ザ・フォーカス[字]


この施設に運び込まれる>
土壌を安全に保管するため
埋め立ててます
約900万袋 約65%の搬入を
すでに 中間貯蔵施設内に搬入しております
<施設内には 分別前の
除染土が詰め込まれた>
<フレコンバッグも立ち並ぶ>

<工事車両がひっきりなしに通る>
<ここは 第一原発に隣接する
帰還困難区域だ>
<用地の取得が
全て完了しているわけではない>
<目につくのは
残された民家の数々>
<集会場や学校など>
<事故前には住民が住んでいた証しが残る>
<原発事故で拡散された
目に見えない放射性物質>
<除染作業により>


<フレコンバッグという目に見える形となり>
<民家から仮置き場へ>
<そして この中間貯蔵施設へと移される>
<放射線量は減るが>
<それ自体は決して消えない放射性物質>
<移動させることしかできない>
<中間貯蔵というその名のとおり>
<ここに運び込まれた土は
2045年3月末までに>
<ここではない
どこかにつくられる>
<最終処分場に
送られることになっている>
<しかし 最終処分場が
どこにつくられるのか>
<果たして
つくることができるのか>
<見通しは立っていない>
[外:516A7B4EB9DE2841903301997E881E9D]帰還困難区域への立ち入り
[外:516A7B4EB9DE2841903301997E881E9D]必ず 午後4時までに
退域をお願いいたします
<中間貯蔵施設の最寄り駅>
<つまり第一原発の最寄り駅の一つ>
<JR常磐線 大野駅>
<誰も降り立たないこの駅に列車が止まる>
<震災後 原発近くは
鉄道も長く 不通のままだった>
<開催されるはずだった
復興オリンピックを見越して>
<常磐線は 全線が再開した>

<しかし 駅周辺は>
<今も バリケードに覆われた
帰還困難区域が続く>
<周囲には 手つかずの>
<誰もいない町並みが広がっている>
<東京駅から
特急列車に乗れば>
<3時間あまりで ここに着く>
(シャッターを切る)
まもなくホントに
あと半年 1年で
[外:C06A278CFFC82DDC67709E5E9577F148]きているな
っていう感じはしますね
<震災後の福島市内を撮り続ける
赤城修司さん>
<9年がたち
原発事故の爪痕は>
<今や ほとんど
見えなくなりつつある>
(赤城)最初 撮り始めてから
50年後っていう数字は→
何となく 頭に浮かんでいて→
僕いるうちは この写真出せば誰かが こういう迷惑→
誰かが こういう不愉快
っていうのがあって
(赤城)50年後なんて[外:6F03A512FAAD6B4DC4B66DA4818CF6EB]
でも まあ…
でも まあ やっぱ
異様な景色には違いなくて
撮っておくべきだと

僕は ずっと思っていて
<町が復興に沸く姿で
埋め尽くされていても>
<足元のわずかな傷痕を
残しておきたいという>
<東京電力
福島第一原発の事故から>
<まもなく10年>
<見えるものと見えないものが交錯する中>
<出口は まだ見えない>
2020/12/21(月) 01:20〜01:50
TBS1
JNNドキュメンタリー ザ・フォーカス[字]

「震災10年福島 〜非日常を撮り続けて〜」▽深夜若者ゾーンに問うちょっとアナクロな直球勝負の報道番組

詳細情報
番組内容
東京電力・福島第一原発事故で、拡散された、放射性物質。

福島市内の除染はほぼ完了し、かつて町中にあったフレコンバッグも、目立たなくなった。しかし、除染土壌の多くは、市内に点在する「仮置き場」に、移動されただけで、市民の目の前に、今も存在する。


番組内容2
取り戻されたかのような「日常」の中、ふと現れる「非日常」の世界。こうした風景を、撮影し続けた、赤城修司さん。撮り溜めた写真は、70万枚を超えた。彼の目に、復興に沸く社会の姿はどう映るのか。

2011年3月11日、あの日から、間もなく10年。「原子力緊急事態宣言」は、今も継続中だ。

ディレクター
天野環

プロデューサー
佐古忠彦
藤井和史

公式ページ
◇番組HP
http://www.tbs.co.jp/jnn-thefocus/
◇facebook
https://www.facebook.com/tbs.houtama

制作
TBSテレビ
おことわり
番組の内容と放送時間は変更になる可能性があります。



ジャンル :
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
福祉 – 文字(字幕)