>>おはようございます。7時になりました。
>>NHKニュースおはよう日本
です。
まずは地震の情報です。
きょう午前2時23分ごろ、
青森県東方沖でマグニチュード6.
5の地震があり、
岩手県内陸北部で震度5弱の揺れ
を観測しました。
この地震で津波はありませんでし
た。
震度5弱を観測した岩手県盛岡市
の地震発生時の映像です。
>>地震発生時、
盛岡市の様子です。天井からつり下げられた照明が揺
れています。
>>このほか震度4が北海道函館
市、青森県八戸市、十和田市、三
沢市、
岩手県二戸市、八幡平市、
滝沢市などとなっています。気象庁の観測によりますと、
震源地は青森県東方沖で震源の深
さは43キロ、地震の規模を示す
マグニチュードは6.5と推定さ
れています。
青森市消防本部によりますと、こ
の地震で、
青森市の70代の女性が家の中で
転んでけがをし、病院に運ばれた
ということです。
また、
JR東日本盛岡支社によりますと、
午前5時半の時点で、
花輪線と山田線が、安全を確認す
るため、始発列車の一部区間で速
度を落として運行。
ほかの路線は始発から平常どおり
運行する見込みです。
今回の地震について、
東京大学の古村孝志教授は、過去
の地震活動などを考えると、
陸側のプレートと沈み込む太平洋
プレートの境界付近で起きた地震
ではないかと分析しています。
その上で、今後1週間程度、特に
この2、3日の間は、今回の地震
と同程度の地震が起きるおそれが
あり、今後の地震活動に注意が必
要だと指摘しています。
>>次は新型コロナウイルスです。
きのう、
東京では、556人の感染が確認
され、
今月の感染の確認は、
月ごとでは初めて、1万人を超えました。
>>一方、広島市では、入院を待
っていた60代の男性が、
自宅で容体が急変し、死亡してい
たことが分かりました。
>>感染が急拡大している広島市。
きのう午後、
県とともに記者会見し、
1人の男性が死亡した経緯を説明しました。
広島市に住む60代の男性は、
今月13日にPCR検査を受け、陽性と確認されました。
男性は37度7分の熱や、
血たんの症状があったほか、
心筋梗塞や糖尿病の持病があり、
重症化のリスクがあるとされる患
者でした。
翌日、
男性を診察した医師は、
入院が必要だと考えたものの、
自分で歩行できていたことなどか
ら、直ちに入院が必要だとは判断
せず。
男性はいったん自宅に戻りました。
15日には入院に向けた調整が行
われていましたが、
男性は自宅で容体が急変し、死亡
したということです。
>>病床のひっ迫が全国的に深刻
化しています。
赤色の7つの都道府県では、
政府の分科会が示す4段階の感染状況のうち、最も深刻で、
医療の提供体制が機能不全に陥る
おそれがあるとするステージ4の
指標を超えました。
また、
オレンジ色の22の府県で医療提
供体制に大きな支障が出るおそれ
があるステージ3の指標を超えて
います。
医療がひっ迫する中での患者の急
変。
専門家は、急変がありうることを
踏まえたうえで、リスクがある人
にはなるべく早く入院してもらい、
難しい場合でも、異変に気が付け
る仕組みを作る必要があると指摘